あらためて、風立ちぬを観たよ。5回以上鑑賞している私の感想・見どころを紹介します。きっと風立ちぬがより面白くなり、観たくなります。1分で読めます。
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見どころです。4つ紹介します。
●再会のシーン
![](https://www.three-minutes-philosophy.com/wp-content/uploads/2021/09/kazetachinu023-1024x554.jpg)
二郎と菜穂子が再会するシーンです。
風が二人を出会わせます。風が吹いた。イーゼルとパラソルが飛ばされた。パラソルを二郎がキャッチすることで二人の再会のきっかけになります。
しかしこの飛ばされるシーン。少し変です。イーゼルとパラソルが飛ぶ方向にご注目ください。逆に飛んでいます。
このあたりのシーンは不思議な場面が多いです。菜穂子のミステリアスさを強く感じます。
●カストルプのセリフ
![](https://www.three-minutes-philosophy.com/wp-content/uploads/2021/09/kazetachinu027-1024x554.jpg)
「忘れるに、いいところです。チャイナと戦争してる、忘れる。満州国作った、忘れる。国際連盟抜けた、忘れる。世界を敵にする、忘れる。日本破裂する、ドイツも破裂する」
少し、ぞっとします。そして、このシーンのあと振り返ると消えている。煙のように。意味深です。
●黒川さん
![](https://www.three-minutes-philosophy.com/wp-content/uploads/2021/09/kazetachinu040-1024x554.jpg)
黒川さん、夫婦共々とてもいい人です。作中、本庄と黒川さんは本当に親切です。
二郎という主人公が、これまでのジブリ作品の主人公と少し違うことを目立たせる存在です。
●「帰らないで」
![](https://www.three-minutes-philosophy.com/wp-content/uploads/2021/09/kazetachinu036-1024x554.jpg)
結核の治療のため入院していた病院を抜け出し、二郎に会いに来る菜穂子。それに対し「帰らないで」と言う二郎。
結核はうつりますし、死に至る病気です。これまでは遠ざけられることが多かった菜穂子。
これを言われて彼女の喜びは至上でしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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