好きな映画について、自分の言葉で伝えるシリーズです。
今回はヴィム・ベンダース監督の『ベルリン・天使の詩』。
この映画最大の特徴は、天使がみんなおじさんで、かつほとんど何の力も持っていないということでしょう。
普通天使といえば、可愛らしい子どもで、空を飛んだり誰かの恋愛を助けたりとか、そういうものをイメージしますが、本作は違う。
人に認識されないし、矢なんかも持ってないし。亡霊のように彷徨い、悲しんでいる人がいたら傍に行って、ほんのちょっとだけ、不安を和らげることしかできないおじさんたちなんです。

だから、自殺を止めることもできなければ、愛を強調することもできない。
また、彼らは1つの町にたくさん集まっているんですよね。
これらには理由があって、神様に歯向かったから、力を奪われて、その頃一番地獄に近いベルリンの町に閉じ込められたという設定なんだそうです。
人間を守る為に神に背いた天使たち。だからこそこの映画のストーリーは大変切なく映ります。
おじさん天使ならではの哀愁もまた、いいんですよね。図書館に集まる天使たちがまるで、昼間やることがなくてお家に居場所のないおじさんみたいで何とも愛らしいというか。

しかしながら、図書館に集まるということにもまた何かしら理由があるんだろうなと思います。
政治的、歴史的なメタファーもたくさんあって、大変学びの深い作品でもありますので、詳しく知りたい人は私が理解できた範囲で、まとめていますのでぜひこちらの記事を↓
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