日本人って、世界的にみてもかなりホラーが好きな国民だと思うんです。
怪談話はかなり昔から親しまれているそうで、
平安時代の『今昔物語集』から怪談は読み継がれているのだとか。
昔から今まで、興味津々。
本もそうですし、日本生まれのホラー映画もたくさんありますよね。
毎年毎年、数えきれないほどの新作が生まれています。
どうしてこんなにホラーが好きなんでしょう。
一つは、「四季の中の一つとして夏があるから」なのかもしれません。
夏は怖い話を聞いて、涼しい気分になろう!なんて謳い文句が当然のようにありますよね。
私は年中ホラーを観ますけども、夏限定の人も意外と多いのかもしれない。商売としても割と夏とホラーって相性がよさそうです。お盆もあるし、水難も多そう。死の概念が身近になりやすいのも、日本の夏の特徴でしょう。
あと、英才教育もあるんじゃないかと。
年齢的にみてもかなり幼い時期から怖い話に触れてるんじゃないかと思うんですよ。小学校の図書館や本屋の児童コーナーにも、『ほんとうにあった怖い話』のような本はたっくさんあります。
私自身も、映画『学校の怪談』を小学校低学年から観てたし、本もたくさん読んでました。
都市伝説とか怪談話が、小さい時からすでに身近な知識として獲得しやすいというのも、理由の一つなんじゃないかと思います。怖い話を見聞きすることに抵抗が少ない。
妖怪なんかもきっと重要ですよね。水木しげる先生が妖怪に親しませてくれたおかげで、オカルトへのアクセスが容易になった実感もあります。
あと精霊信仰もあるかも。特定の神や仏をフォローしていなくても、自然、ひいては万物に対する畏敬の念が強いこと。これもあると思いますね。○○を大事にしないと罰が当たる。こういったマインドを持った人が多いからこそ、日常の中でも恐怖が生まれやすい。
怖い話やSFチックなものまで、幅広い知識を獲得しやすい環境が整っている。一つの趣向としてホラーというジャンルが身近にある。そこに精神性のようなものも絡み合って、ホラーというジャンルが醸成されているのだと思います。
白石晃士作品なんかを楽しめるというのはまさに、祟りやオカルト、万物に対する畏敬の念。こういった知識や感覚が身についている証拠なのではないでしょうか。
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