“人は使命を持って生きる”
“サシャはみんなの意識を変えるために生きている”
映画「リトル・ガール」を観た感想や見どころの紹介です。これからの方も、もう観た方も、この記事を読めば3倍楽しめるようになりますよ。
noteでは結論の一部をご紹介します。大トロ部分はブログをご覧ください!
結論
・兄と姉の人格者ぶりに驚く
・7歳だってキチンと辛い
・実際どの程度受け入れられないものなのかは考えてみたい
はじめに
Little Girl(Petite Fille) 監督:セバスチャン・リフシッツ
2020年のフランス映画です。2021年11月30日現在シネリーブルで公開中。
学校から、女の子と認めてもらえない7歳のサシャ(身体は男の子)と、子どもの自由と幸せを守りたいと願う家族。
ゆずれない闘いを映した心震えるドキュメンタリーです。
・兄と姉の人格者ぶりに驚く
父母がサシャを支えるのはもちろんではあるのですが、やや歳上の姉と、歳の近い兄の優しさに驚きました。
トランスジェンダーであるサシャを支える言葉や愛のある行動に心打たれます。
特に姉の「サシャのお手本になりたい。もしくは、強い姉でありたい」というセリフは痺れます。
・7歳だってキチンと辛い
小児精神科医とのヒアリングシーンで、学校の様子を尋ねられるシーンがあります。
そこで辛い思い出がフラッシュバックしたのか、言葉に出せないもどかしさからか、サシャは涙を流します。
7歳児も、こんなにも繊細で、尊い思考をもっているのだと、気づかされました。
子どもだからとか、言えないなあと。
・実際どの程度受け入れられないものなのかは考えてみたい
こちらはやや斜めから観た私の思いになります。FACTFULNESSの学びを加味した分析です。
FACTFULNESS風味に考えると、「それほど世間でトランスジェンダーは受け入れられない現状であるのか」を考えるべきかと思います。
少し調べてみたところスポーツの世界では受け入れられている記事はいくつかありました。
また、同性婚もフランスでは2013年に認められており、世界的にも最先端な感じはありますね。
しかし、サシャ一家と違い、性自認のトラブルで家族から理解を得られなかったり、暴力を受けたりといったケースもあるそう。
今は数値的なデータを得ることはできませんでしたが、冷静な分析のもと、この映画を製作したフランスの着眼点や懐の深さを認めつつ、自身もアップデートしていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
かなりいい映画でした。「2021年誰もに勧めたい部門最優秀賞作品」です。この映画を作ってくれたことに、感謝。
自分の周りに起こった時、冷静に、最も優しさに溢れた行動をとれるようにしたいと思います。
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