良いものもあれば、悪いものもあるのさ
古き良きホラー映画「フランケンシュタインの花嫁」を鑑賞しました。
「フランケンシュタイン」の続編にあたる作品です。
ちょっと悲しいお話なんだよね。
そうなんだ。前作よりもドラマチックで、こちらの方が評価が高いこともしばしばなんだよ。
今回の記事では、「フランケンシュタインの花嫁」の見どころを解説します!
STORY
科学者ヘンリー・フランケンシュタインが死刑囚の死骸を墓場から掘り出して、嵐の夜電撃によって再生させた「怪人」は、群衆に追い詰められて山頂の風車小屋に逃げ込んだが、火を放たれてついに焼死した…と思われたのであった。ところが悪運強い「怪人」は猛火に包まれたが…
Amazon Prime Videoより引用
結論から言うと前作よりも、さらに切なく、悲しかったです。前回の記事はこちら。
モンスターの成長
前作ではとにかく人から恐れられるばかりですが(一瞬は朗らかなシーンも見られますが)、今作は、モンスターに友達ができます。
モンスターの可愛さとか、優しさ、心の成長が見られるのですね。だから、バッドエンドへの転落がより悲しい。
悲しいので、もう、観たくないです笑
成長に関わるキーマン
今作では、目が見えないことで、モンスターを恐れることなく接してくれる老人が登場します。
彼はモンスターの成長に大きく関わっているのです。
それは、「GOOD、BAD」の概念です。
「いいものもあれば、悪いものあるんだよ」ということをモンスターに教えます。
それによって、これまで恐れ追い回されてきた自分に対する考え方や、自分の苦手な火も決して悪いものではないという、様々な学びを獲得します。
復活の元祖
前作「フランケンシュタイン」で、モンスターは炎によって死亡するラストとなっていました。
そして今作「フランケンシュタインの花嫁」で実は生きていたという設定で物語が始まります。
この一度死んだとされるキャラクターが、再度復活するパターン、現在ではおなじみとなっていますが、これの元祖は「フランケンシュタインの花嫁」だといわれています。
当時の反響、どんなものだったのか気になりますね。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
モンスター映画でここまで悲しいのは珍しいよね。
緊張の緩和から笑いが生まれる理論と同じで、悲しさも幸せな時間があるほど大きくなるんだね。
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