映画好きの私が「ポンプフューリー」を履き続ける理由。企業の信念と不変の価値。

暮らし

以前の記事でサミュエル・L・ジャクソンをロールモデルにしていることや、彼のアイコンであるカンゴールの帽子についてご紹介しました。

彼がカンゴールのキャスケットを愛するように、私にも長年愛用するアイテムがあります。

それがリーボックの「インスタポンプフューリー」です。

足元から気合が入る、唯一無二のデザイン

履く理由のひとつは、シンプルにあの個性的で尖ったデザインが好きだから。足元に迎えるだけでどこか気合が入り、自分のスタイルに「一味違う空気感」をもたらしてくれる唯一無二の魅力があります。

実はファッションとしては、コンバースのオールスターをガシガシ履き潰すスタイルにも昔から強い憧れがあります。『トレインスポッティング』みたいなファッションに強い憧れがあります。

ただ、悲しいことに私の足は「超」がつくほどの幅広。あの細身の美しいシルエットをカッコよく履きこなすどころか、足が悲鳴を上げて激痛に耐える羽目になるのです……。

そんな足幅問題に悩まされてきた私にとって、シューレースをなくし、空気を注入して包み込むポンプシステムと絶妙なフィット感は、まさに救世主のような存在でもありました。

90年代カルチャーを決定づけたイノベーション

このポンプフューリー、歴史的にも非常に面白い背景を持っています。

1994年、「これまでにないものを作る」という野心的なコンセプトのもと、伝説的デザイナースティーブン・スミスの手によって誕生しました。

当時はその奇抜すぎるフォルムとカラーリングから社内でも賛否両論が巻き起こったそうですが、蓋を開けてみれば90年代のストリートカルチャーやハイテクスニーカーブームを代表するアイコンへと昇華しました。あのビョークが着用して世界的な話題を呼んだエピソードも、この一足が持つ「尖ったカルチャー性」を象徴しています。



社会課題に向き合い続ける、企業の「ブレない信念」

さらに言えば、製造元であるリーボック社自体のバックボーンも非常に筋が通っています。

彼らは1988年のアムネスティ・インターナショナルとの世界ツアー協賛をはじめ、若い人権活動家を支援する「リーボック人権賞(Reebok Human Rights Award)」を設立しました。

この取り組みは現在も脈々と継続されており、近年ではスポーツや教育を通じた人権活動へと進化を遂げています。2022年の受賞者であるディーター・カンチュのように、自らの過酷な体験をもとに青少年施設への図書寄贈やスポーツプログラムを立ち上げ、不条理なシステムと闘う若者を資金面・メンター面でバックアップし続けています。

さらに環境面においても、石油由来の素材に依存せず、トウモロコシやユーカリなどを活用した植物由来のサステナブルシューズを業界に先駆けて開発するなど、先進的な取り組みを見せています。

トレンドや表面的なデザインだけに終始せず、常に社会的な課題に対して革新的かつ誠実なスタンスを貫く。こうした企業の姿勢そのものに宿る「ブレない信念」もまた、私がこのブランドを信頼し、惹かれる大きな理由です。

過熱するトレンドと「変わらない価値」

そして、私がこの一足を選び続けるもうひとつの大きな理由が、「いつでも手に入る不変さ」です。

近年のスニーカーシーンを見渡すと、新商品が出るたびに列に並び、抽選の当落に一喜一憂し、時には本来の価格からかけ離れた高値で取引されるような状況が続いています。そうした熱狂から一歩距離を置いたとき、ポンプフューリーが持つ「変わらない価値」に気づかされるのです。

手に入れたいと思った時に、いつでも好きなものを買える安心感。トレンドの波に揉まれても決してブレない、プロダクトとしての不変さ。マーケットのゲームに振り回されることなく、自分の定番として愛せる信頼感こそが、私がポンプフューリーを履き続ける理由です。

Amazon.co.jp: [リーボック] インスタ ポンプフューリー 94 / INSTAPUMP FURY 94 (ブラック) 24.0cm : ファッション
Amazon.co.jp: インスタ ポンプフューリー 94 / INSTAPUMP FURY 94 (ブラック) 24.0cm : ファッション

代表的なあの黄色と赤と黒の通称「プロトタイプ」は限定的な販売になってはいますが、黒や白などシンプルな物は量販店やネット通販で気軽に購入できます。

正直、日常履きとしては黒や白の方が履きやすいのも事実ですし、落ち着いた色味なので、ちょっと違いや攻めたファッションを見せられるという点で私は大好きなんです。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回の記事では、「インスタポンプフューリー」を履き続ける理由について、デザイン性や履き心地だけでなく、90年代のカルチャー史、リーボック社の社会的な姿勢、そして現代のスニーカー市場に対するスタンスという多角的な視点から紐解いてきました。

時代やトレンドに流されることなく、自分のスタイルと信念を持ってモノを選ぶこと。

一足のスニーカーを通して、その「不変の価値」を改めて実感していただけたなら幸いです。

bitotabi
bitotabi

履くと気合が入るので本当におすすめですよ。

ダニー
ダニー

意外と被らないのもいいよね~。

Amazon.co.jp: [リーボック] インスタ ポンプフューリー 94 / INSTAPUMP FURY 94 (ホワイト) 27.0cm : 0: ファッション
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Amazon.co.jp: [Reebok]インスタ ポンプフューリー 94 / INSTAPUMP FURY 94 (ブラック)23.0cm : ファッション
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