クエンティン・タランティーノ監督作『ジャッキー・ブラウン』。
正直なところ、『レザボア・ドッグス』と『パルプ・フィクション』に比べると今一つな作品ではありますが、サミュエル・L・ジャクソンのファッションがかなりイケてることや、カッコいい音楽の使用、さらに70年代ブラックスプロイテーションのスターであるパム・グリアを主演として起用しているあたり、かなり見どころの多い作品です。

特にファッションの象徴性は、タランティーノ作品の中でも抜群だと思います。

詳しく解説していくよ~!
作品概要
『ジャッキー・ブラウン』は1997年に公開された作品で、『パルプ・フィクション』と『キル・ビル』の間に位置します。
パム・グリア演じるCAの黒人女性ジャッキー・ブラウンが主人公で、彼女はサミュエル・L・ジャクソン演じるオデールに運び屋として使われています。一発逆転を目論んで、ジャッキーはオデールの大金をかすめ取ろうとする…というのがあらすじです。
他にもロバート・デニーロ、マイケル・キートン、クリス・タッカー、ブリジット・フォンダ、ロバート・フォスターなど豪華キャストが出演しています。
見どころ・解説
本作は冒頭でもお伝えした通り、ストーリーは『レザボア・ドッグス』や『パルプ・フィクション』に比べるとかなり弱いです。
時間軸を入れ替えて見せる演出はそのままなんですが、そこまでのサプライズもないし、痺れるようなショットがあるかというとそうでもない。割とダラーっと進んで終わる感じがしました。あくまでタランティーノ作品の中ではですが。普通の作品としては十分に面白いしカッコいいですがね。
パム・グリアを主演で起用していることからも分かる通り、黒人俳優をカッコよく取ろうという意図が強く感じられますね。
音楽も黒人が愛する黒人ポップスを多用してて、これがまたカッコいい。
中でも私が特に好きだったのが、サミュエル・L・ジャクソンのファッション。たまりませんよ本当に。
私生活でも身に着けているカンゴールのハンチングをこれでもかというほど身に着けています。絶対鑑賞後欲しくなると思いますし、彼を真似して斜めに被ってしまうはずです。私はここ最近ずっとやってます。
あの帽子にはサミュエル・L・ジャクソンの強い意志や思想の表れでもあるので、そのあたり詳しく知りたい方はぜひこちらを👇
あと、もの凄く印象に残ったのは冒頭ですね。ジャッキーが空港のムーヴィングウォークを使ってるところから始まるんですが、これ『卒業』のオマージュだと思うんですよ。
結構長いこと『卒業』の冒頭と似たようなショットが続くんですよね。私はそれくらいしか分かりませんでしたが、タランティーノ作品なのできっと他にも何かあるはずです。
ぜひ探しながら観てみてください!
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます。
映画『ジャッキー・ブラウン』について見どころや感想をお伝えしました!

パンチは弱いけど、いぶし銀なよさもありつつ、ファッションや音楽をたんと楽しめる、そんな作品です!

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