「WAVES」切ない表情と音楽を味わう

映画

 



映画「WAVES」をゾンプラで観ました。

一度ギンレイホールで鑑賞済み。それでも美しく、新鮮に感じました。

映画の紹介と、見どころを解説します。

「WAVES」の紹介

レスリング部の優秀な選手として活躍する成績優秀な男子高校生は、恵まれた家庭で育ち、恋人とも順調で何不自由なく暮らしていた。しかし、肩を負傷したことから、彼の運命は狂いだしていく。そして1年後。家族に起きた悲劇でふさぎ込む妹の前に、不器用で優しい青年が現れる。       

Yahoo映画より引用

公開日: 2020年4月10日 
監督: トレイ・エドワード・シュルツ

スタジオはA24。「ヘレディタリー継承」「ミッドサマー」「ムーンライト」など、前衛的な作品を次々と世に送り出している、近年大注目のスタジオです。

何といっても音楽!!

この映画で特筆すべきはやはり音楽

アップルミュージックにプレイリストが追加されるほど、洗練されています。

どの曲も素晴らしく、もう、色あせることはないことでしょう。

中でもおすすめはこちら。

私はこの映画を観てからというもの、アニマルコレクティヴに夢中です。こちらのレコードを購入したほどに。

音楽だけじゃない。ドキッとするカメラワーク。

しかしながら、音楽だけではありません。

2回目の鑑賞で気づいたポイントですが、ドキッとしたり、はっとさせられたりする演出が観られました。

物語が妹へシフトしてすぐの食堂の遠目からのカメラアングル

トリップするシーンの目の回るようなカメラワーク

回想シーンへのスイッチのスムースさ

幻想的なマナティ

などなど。なかなか味わい深いです。

テイラー・ラッセルが切ない役を見事に演じる

妹役のエミリー・ウィリアムズを務めた彼女。素晴らしいです。

画像1

実は事実上の主人公です。

「WAVES」で一番悩み、葛藤する役どころ。

観客が一番共感するのも彼女でしょう。

そんな翳りのある表情がとてもうまい。

罪を犯した者の家族でありながら、周囲に責め立てられるといったシーンがこの映画の中では特にありません

それでもなんだか不自然に思わない。なぜなら彼女の表情だけで落ち込んでいることが伝わるから

この表情の切なさはぜひ味わっていただきたい

画像2

最後までお読みいただきありがとうございます!

音楽をオシャレに楽しむだけではもったいないくらい、ストーリーもいい感じ。ゾンプラ会員はすぐ観るべしです。

 

 

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