「戦慄怪奇ワールド　コワすぎ！」恐怖・笑い・感動

映画「戦慄怪奇ワールド　コワすぎ！」を鑑賞しました。

シリーズの全作がAmazon Prime Videoに観放題追加され、レビューさせていただきます。

先日最新の劇場版が公開されました！

「コワすぎ！」シリーズとは

今から11年前の2012年、レンタルビデオ店のホラーコーナー棚に突然現れた「戦慄怪奇ファイル　コワすぎ！」。『ノロイ』や『オカルト』など、ホラー映画界で異彩を放っていた監督・白石晃士が満を持してスタートさせたフェイクドキュメンタリーシリーズは、そのブッ飛んだ世界観でカルト的人気を獲得した。

映画「戦慄怪奇ワールド　コワすぎ！」公式サイトより引用

まるで本当のドキュメンタリーのようなタッチで描かれる点が特徴で、世界観に没入できればかなりハマってしまう作品です。

「ブレアウィッチプロジェクト」のような、POVが好きな人にもオススメですね。

粗暴なプロデューサー工藤とディレクターの市川、カメラマン田代のチームが投稿された怪奇現象に体当たりで挑み解明するというのが主な流れです。

カメラマン田代は、白石監督自身が務めています。

原因を探る中で、思いもよらない方向に話が展開する流れや、物理的に、パワーで怪異と向き合うのも面白いポイントなのです。

これまでは「戦慄怪奇ファイル」でしたが、最新作では「戦慄怪奇ワールド」にスケールアップしております！

戦慄怪奇ワールド　コワすぎ！　見どころ

今回クルーが扱うのは、「赤い女」です。

これまでの都市伝説や妖怪の類とは一味違い、オリジナルの怪異となります。

人の思念の集合体のような存在が、具現化してしまったのではないかという推察から、始まります。

シリーズの流れよろしく、このあたりは目まぐるしく変化していきますので、お楽しみください。

本作は近年の白石作品によく観られる、時空を超える系です。

時空を超えて、関係者を救おうとする展開にかなり胸が熱くなりました。

「恋はデジャヴ」とか「スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム」のような雰囲気。

感動するし、笑えるし、怖いし最高なんですよ。

新キャラクターの霊能力者も、とてもいい感じです。

コワすぎ！に出てくる霊能力者って、みんないい人ですよね笑

あと、本作の舞台って、「カメラを止めるな！」と同じロケ地ですね。

ノーカット演出も、寄せているんじゃないかなと思います。

　

初見でも大丈夫？

さて、本作を初見で観ても楽しめるかどうかですが、結論から申し上げますと、

私は予習を兼ねてシリーズの過去作をすべて観てから鑑賞しましたが、

むしろ、これを入り口にして、過去作を掘り下げていってもいいかもしれません。

ただ、近年の白石ワールドの傾向については何となく頭に入れておいた方が、楽しみやすいかも。

ただただありきたりな怖さではなくて、時空を越えたり、ちょっとギャグを挟んだり、霊能力者が変わりもんだったりするという点を踏まえて鑑賞するとよさそうです！

怖さ5段階評価

本作の怖さを、5段階で評価させていただきます。

★★★☆☆

星3つです！

怖さはそこまでないですが、感動や笑いがとにかく大きい！

シリーズにかつてない、1作の中にドラマがたくさん詰まった傑作です。

あと、エンディングテーマがいい。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます！

　

　

X（旧Twitter）はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi