『THE BATMAN』暗いけどそこがいい。ノワールバットマン。

クライム・サスペンス映画

ゴッサムシティの嘘とは…

映画『THE BATMAN』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。

これまで何度も映像化されてきたDCコミックの『バットマン』。

本作は2022年に公開された最新のバットマン作品です。

バットマンを主軸とした作品としては、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』シリーズ以来10年ぶりとなります。

ダニー
ダニー

あらすじはこんな感じだよ↓

市長が家で何者かに襲われる事件が発生し、警察のゴードン警部補は犯行現場へ。そこに犯罪者と戦い続ける謎のヒーロー・バットマンも到着。ゴードンはリドラーと名乗る犯人から届いたクイズをバットマンに見せる。それをすぐに解いたバットマンだがゴードンの上司にその場から追い出される。実は大富豪ウェインであるバットマンは自身の執事ペニーワースとともに調査を始めるが、リドラーや別の悪党ペンギンらと激闘を繰り広げる。

https://www.wowow.co.jp/detail/181810
bitotabi
bitotabi

本作、とにかく暗いんですよ…。スカッとしたヒーローものというよりは、クライム系に近い作品です。

バットマンの実写作品って、どんどん暗くて陰鬱な方向に進んでいってる気がします。

本作も、雰囲気でいうと『ダークナイト』や『JOKER』に一番近い。

まず、映画序盤に、ニルヴァーナの「サムシング・イン・ザ・ウェイ」という曲がかかります。

ニルヴァーナ自体が、暗い背景を持つバンドなので、それだけでも充分なのですが、この曲はそんなニルヴァーナの中でも特に鬱々とした一曲です。

魚には感情がないから殺してもいいみたいな歌詞を繰り返すんですよ。

ダークヒーローバットマンが、犯罪者への制裁の許容を示唆するように使われるので、もう雰囲気ムンムンです。

敵よりも、バットマンが自身と向き合うようなストーリーが、観ていて辛くなるほどドラマチックです。

また、本作はフィルム・ノワールを意識したような作りになっています。

ヒーローものよりは、断然クライムの方にスポットを当てた、フィルム・ノワール風。

これを冗談でなく本気で、バットマンを主人公として描くので、かなりドラマとして見ごたえがあるし、面白いです。

この作品を機に、『セブン』とか『凶悪』のようなクライムサスペンスに興味を持つ人もたくさん出てきそうです。それくらいに面白い。

 



主演は、クリストファー・ノーラン監督の『テネット』で超クールな役を演じたロバート・パティンソン

『テネット』のあの爽やか金髪青年とは、全然違います。

演技の幅を見せつけてくれましたね。

また、サブキャラとして「キャットウーマン」が登場します。演じるのはレニー・クラヴィッツの娘、ゾーイ・クラヴィッツ

『マッドマックス怒りのデスロード』にも出てたんですよ。

キャット・ウーマンのセリフで、

「猫の命は9つ」というよく分からないセリフが出てくるんですが、これは、

猫には沢山の命があって、9回も生まれ変わることができる という迷信があることから、 猫は執念深くなかなか死なないとか、 猫は殺しても何度でも生き返るぞ、という西洋の諺からきているようです。

起源をさらに深く辿ってみると、どうやら魔女が生まれるよりもっと古い、古代エジプトにおける「エネアド」(Ennead)、すなわち「九柱神」にまで遡れるようです。

 



最後までお読みいただきありがとうございます!

bitotabi
bitotabi

史上最も暗いバットマン、ぜひ一度ご鑑賞ください。好みがハッキリ分かれると思います。私は好きです。

ダニー
ダニー

今なら、Amazon Prime Videoで観放題だよ!

 

 

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