アパレルブランド「GU」にて、スタンリー・キューブリック監督とのコラボTシャツが2022年4月に発売されました。
名作映画「シャイニング」と「時計じかけのオレンジ」のデザインです。
「GU」ではこれまでにもコラボが
2020年にも、「2001年宇宙の旅」
2019年にも「シャイニング」
のコラボTを販売しております。
2019年の双子Tシャツは、転売騒動に発展したほど。
なぜ、大人気アパレルのTシャツになるほど、キューブリックは今なお人々を惹きつけるのか。
今回はその理由に迫ります!
圧倒的なセンスに惹かれる
先述の、転売騒動に発展した「シャイニングの双子」
映画をご覧になったかたはもちろん、そうでない方にとっても、とても魅力的でアイコニックなルックスなのではないでしょうか。
双子をはじめとして、キューブリック監督作品は、とても芸術的でオシャレな点があげられます。
私は何度もキューブリックの作品を鑑賞しています。特に「シャイニング」は30回以上観ているはず。
「シャイニング」はホラーですが、風景や、ホテルの内装は、時に息を飲むほどの美しさです。(このブログの背景も、シャイニングのオーバールックホテルのカーペット柄)
この洒落っ気や芸術的な画に対しても、役者の演技に対しても…
徹底的にこだわる姿勢に惹かれる
キューブリックの映画は、撮影にかなりの時間をかけたそうです。
また、「シャイニング」の迷路も、一から作ったそうです…。あの見事な迷路をですよ…。信じられますか?
役者に対しても、そのシーンや、人物のバックヤードを事細かに伝え、徹底的に演技指導をしたのだとか。
この、モノづくりや、仕事に対する情熱は、誰もがクリエイター時代の今、憧れの対象となることに納得です。
過激な表現の魅せ方に惹かれる
「シャイニング」も「時計仕掛けのオレンジ」も、過激なシーンは割とあります。
しかし、近頃子どもたちや若者の間で知名度の高い「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」、「イカゲーム」、「フォートナイト」あたりもかなり過激です。
こういった過激なコンテンツも、面白さや、過激さを超える価値があればOKな風潮はみられます。ストーリーに乗っかっていればOKって感じ。
社会的に、過激さ受け入れの幅が広がったといえます。
キューブリック作品は、不条理さは皆無です。「時計仕掛けのオレンジ」の過激なシーンも、あればこそ、全体が素晴らしくなっています。
ただ「時計仕掛けのオレンジ」はエロスも結構強めの作品ですので、まだ観たことないそこのあなたは、家族と一緒に観るのはやめておきましょう。
「シャイニング」のエロスは数秒だし、恐いシーンなのでギリいけるかも笑
グロ表現にはある程度寛容な世の中ですが、エロにはまだまだ厳しいです。
ミステリアスで考察しがいのある作風に惹かれる
こちらはブログで!最近の流行りが、ようやく彼に追い付いてきたのではないかと、私は思っています。
近年、考察を楽しむ映画は非常に増えてきているように感じられます。
「ミッドサマー」「ポゼッサー」「アス」「シン・エヴァ」など、考えながらみることで、作品を味わう鑑賞の仕方がじわじわと盛り上がりを見せています。
今こそ、キューブリック作品の素晴らしさが再認識されるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
ブログ内にキューブリック作品の考察がたくさございますので、ぜひご覧ください♬
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