映画「ハングリー」を鑑賞しました。
公開期間が1週間というレア作品。クリティカルに見どころを解説します!
2002年7月、イングランド南部にあるアクアパークのロッジに宿泊していた 男女3人が行方不明になった。 女性は臨月間近の妊婦だった。 それから約20年後、秘密のレイヴが行われるという噂を聞いた 6人の若者たちが、未知の土地に向かってバンを走らせていた。 彼らは途中で 道に迷い、やがて廃墟と化したアクアパークに辿り着いてしまう。 そこで彼らを 待っていたものは、人間の皮膚でできたマスクを被り、迷い込んだ者たちを狩り、 捕らえ、生きたままその肉を喰らう悪魔の食人一家の襲撃だった…。
https://hungry-movie.jp/
カニバリズムの描写や、暴力的描写、ジャンプスケアな怖さはそこまでありません。
ですが、実話であるという点を加味すると、すべてがグッと恐ろしくなると思います。
それでは、クリティカルに見どころを解説します!
ミッキーマウスストーリー
イングランドでは英語の「スラング」として「Mickey Mouse」が使われることがあるそう。
「Mickey Mouse」=「陳腐な」「ありふれた」「くだらない」
という意味で使われるそうです。
「Mickey Mouse Player」といえばサッカーで無能な選手を表すスラングとして言われることがあります。
今作「ハングリー」では
「Mickey Mouse Story」=「与太話」
と訳されていました。
イギリス映画ならではですね。本国アメリカでは超タブーな予感笑
なぜ人が人を喰うと怖いのか
今作はカニバリズムがテーマです。
映画を観ながら、なぜ人が人を食らうと怖いのかを考えていました。
ゾンビが人を、獣が人を、食してもタブーな感じはしません。
その違いは何でしょうか。
人が人を食らうことはアンタッチャブルだから怖いのでしょう。
または、人が人を食べることは一般的な文化ではなく、理解できないから恐ろしいのでしょう。
人が魚を食べても全く恐ろしくないですが、人が人を食べると恐ろしい。なぜなら禁止されているし、理解できないから。
といった感じでしょうか。
なので、そういう人もいて、そういう文化もあるんだなあと思って観ると、あまり怖くない映画に化けます笑
映画の元ネタとなる実際の事件とは
こちらは残念ながら、発見することができませんでした。
2003年ならば、情報が残っていそうですが…。報道規制でしょうかね。
イングランド通・カニバリズム通の方がいらっしゃれば教えてください!
一応、「ソニー・ビーン」という昔のスコットランドの人が、フックしました。少なからず関連はありそうです。
向井理との関連は…
全くございません。かつてイケメンシェフを演じただけです笑
最後までお読みいただきありがとうございます!
ハンニバルやハングリーのような、危険な映画ってなんだか気になってしまうんですよね…。中二心をくすぐってきます。
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