映画「LEON」
超名作。好きな映画としてあげる人も多いのではないでしょうか。
感動的な映画です。私も何度も鑑賞し、心を震わせました。
でも実は、「LEON」はナタリーポートマンにとって、屈辱的で、忌むべき側面もあるということをご存じでしょうか。
今回は、その理由をお伝えします!
はじめに
「LEON」は1994年のアメリカ・フランス映画です。
不器用でチャーミング、でも凄腕のヒットマン、「レオン」。
家族を奪われ、復讐に燃える可憐な少女、「マチルダ」。
その対象は、悪役ながら、強烈なインパクトを残す、アウトロー刑事「ノーマン」。
この「マチルダ」役を演じたのが、幼きナタリー・ポートマンです。
いったい「マチルダ」という役の何が彼女を苦しめたのでしょうか。
彼女にとってマチルダ役とは
ここからは、なぜマチルダ役に苦しんだ理由を説明します。
苦しみと屈辱の理由
マチルダ役を演じた頃、ナタリーポートマンは12~13歳でした。
その美しさから、映画公開後は絶賛の嵐でした。
また、純真無垢な少女らしさを演じつつ、時に魅せる大人のようなドキッとする表情。この演技も素晴らしかった。
しかし…、
それ故に不適切なファンも多くついてしまったようです。
公開後、初めてもらったファンレターは彼女への暴力的な行いを夢想するような内容だったそうです。
この年齢で男性から「性の対象」として観られたことは、苦しみであり、屈辱的。後の成長発達へ大きな影響を与えたのではないでしょうか。
インタビューの中で
ナタリーポートマンは最近のインタビューの中でこう語っています。
「みんな今でもあの作品に感動しているし、作品を大切にしている。だから個人的にはポジティブな気持ちしか持っていないし、誇りに思っている。それはわかっているのだけれど、自分の子どもにはどう見せたらいいのかわからない」。インタビュアーに「リメイクできると思う?」と聞かれるとナタリーの答えは「思わない」。
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a27614640/natalie-portman-190529/
劇場公開版は、20分ほど短く、マチルダとレオンの恋愛っぽい部分が大幅にカットされているのだとか。
上記リンクのBlu-rayはノーカット版ですので、ぜひお確かめください。
「まだ子どものうちに性的な関心の対象とされたことが、私自身から性的な関心を奪ったと思う。怖かったから。安全でいるための方法は、『私は保守的なの』『私は厳粛な人間だから、あなたは私を尊重すべきよ』『私は賢いの』『そういう対象として私を見ないで』という態度を取ることだと思ったわ」
https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-news/a34937011/natalieportman-sexualized-child-actor-201211-hns/
10代の頃はラブシーンなどを拒否していたというナタリーはさらに、「セクシーではない役から選んでいたわ。セクシーな役は、人からどう見られるのか、私は安心していられるかと不安になるから」とも打ち明け、当時の苦悩を明かした。
とも語っています。
ひとりの女性の心に大きな影響を与えてしまったことは間違いありませんね…。
手放しに
「『LEON』のナタリー可愛い!」
「あんな風になりたい!!」
とは言いにくいですね…。
「LEON」以外のおすすめ作品
「LEON」でマチルダを演じる彼女もちろん素晴らしいのですが、他にもいい作品はたくさんあります。
私のおすすめは…
「ブラックスワン」
「スターウォーズエピソード1ファントムメナス」
「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」
これらの作品は、大人になったナタリーポートマンの素晴らしい演技を堪能できます。
ぜひご覧ください♬
最後までお読みいただきありがとうございます!
ところで、「LEON」を観るとゲイリーオールドマンのあの演技を真似したくなっちゃいますよね笑
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