2016年に公開された映画『ズートピア』。
なんとなく噂は聞いてたし、薄々感じてもいたんですが、この映画はめちゃくちゃ多様性に訴えかける映画でした。
あの頃のディズニーは攻めてた…。そんな思いがこみ上げ少し切なくなる一方でこの作品が残り続けることは嬉しい。

遅ればせながら初めて観たので、感想と解説をお伝えしていこうと思います。

いまいち覚えてない人とか、これから観ようかなって人、そんなによかったっけ?って人はぜひこの解説を読んでから鑑賞してみて!
感想・解説
ズートピアというのは土地の名前で、肉食動物と草食動物が共生する場所。ズートピアの動物たちは人間のように理性的に暮らしているという設定です。
主人公はウサギの女の子ジュディ。草食動物の中でも小さくて非力なウサギには無理だと周囲に言われながら、懸命に励んでウサギ初の警察官になるというのが序章です。
もう、これだけでもなかなかメッセージ性強いですよね。
で、警察として働く中で、キツネのニックというのと出会います。ニックは詐欺師。
色々あって二人は協力して事件解決を目指すわけです。
事件というのは肉食動物だけが連続して相次いで失踪するというもの。
やがて、なぜか野生に還ったかのように凶暴になってしまった動物たちを市長がこっそり連れ去って隠蔽していたということが明らかになります。
で、ジュディはその事件解決に見事成功し、テレビインタビューを受けます。
「なんで彼らは凶暴化してしまったのだと思いますか?」と。
で、「多分、本能とかDNAとかそういうものが目覚めちゃったんじゃないでしょうか」って返しちゃうんですね。
そして、世間は混乱。肉食動物は森に帰れ!なんて過激な騒動に発展します。
かつ、ニックもジュディの発言を聞いて、「やっぱり心底では俺たち肉食動物を怖がってるし、野蛮で凶暴だと思ってんだな」と幻滅します。
という感じで、めちゃくちゃ人間社会にあるステレオタイプに対する啓発映画なわけです。そして実はズートピアの世界で肉食動物は僅か1割しか存在しない圧倒的マイノリティであることが分かるんですね~。
さらに、ニックは過去に草食動物たちにいじめられた経験があり、それ以降「どうせ周りはキツネはずる賢くて卑怯な生き物だと思ってる。だから周囲の認知に合った行動をしたほうがいい」という考えを持っていることも分かるんです。
いやー、すごいですよねこれ。肉食動物は黒人のメタファーであるという説もあります。
かつニックの存在はさらにそれを細分化したような感じですよね。
強烈。力強い。いい映画だと思います。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます。
『ズートピア』の感想と解説をお伝えしました。

めっちゃ観て良かったです。これだから映画ってたまらない。これからも頼みますよディズニーさん。

2も観てみよ~!
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