「天気の子」新海誠の葛藤が詰まっています

アニメ映画

週末の「すずめの戸締り」鑑賞に備えて、「天気の子」を鑑賞しました。

「君の名は。」の大ヒットを受け、新海誠監督の想いがたくさん詰まった作品です。

管理人
管理人

今回の記事では「天気の子」の見どころや、新海誠監督の想いをキャッチするためのポイントをお伝えします!

STORY

「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。

公式サイトより引用

前作「君の名は。」同様、ボーイミーツガールものではあるものの、テーマや設定は大きく違います。

 



銃、能力、魚の意味

「天気の子」は新海誠監督の想いが強く表れた作品です。

主人公のホダカと、ヒロインのヒナの両方に、自身を投影しています。

ホダカは売れたい自分

ホダカは、「君の名は。」のヒットを受け、もっと売れたい自分や、「君の名は。」までの自分を表しているのでしょう。

ホダカが銃を拾うのにも、何か重要な意図があるはずです。

私は、 銃=反則技 と捉えます。

何かアニメ界で反則的な技を「君の名は。」で用いてしまったのでしょうか。

RADWIMPSかなぁ笑

ヒナは純粋な自分

ヒロインのヒナは、アニメを作る者として、純粋な自分を投影しています。

晴れ間を作る能力=素晴らしいアニメを創る才能

自分の作るアニメは、つらい世の中に差し込むひと時の光であるという比喩な訳です。

魚や龍は???

物語に度々登場する、魚や龍は、批評家や鑑賞者の声を表しています。

魚=批評などの言葉 だとして、

純粋なアニメの作り手たる自分が、魚や龍に縛られてしまう描写はゾッとしますね。

 

きっと大丈夫だ!

上記の通り、「天気の子」には、「君の名は。」を作った後の新海誠監督の想いが投影されまくっているわけであります。

「君の名は。」のようなアニメは、果たして世の人々にとって、いい影響を与えたのだろうか…。

しょせん、一時の慰めにしかならないのではないか…。

などなど、葛藤の想いが強く表現されています。

それをもってして、結末や、ラストのセリフを味わっていただきたいところです!

 



ライ麦畑でつかまえて

主人公のホダカがいつも持ち歩いている本は、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」です。

これがまた、ヒナのような純粋な一面に惹かれるという新海監督の想いがこもっているような気がしてなりません。

 



今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

管理人
管理人

「天気の子」は、ヒット作を生み出した後の新海誠監督の想いがたっぷり詰まった作品です。ぜひ「すずめの戸締り」の前にご鑑賞ください!

 

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