馬場チョップ。めっちゃやりたい。
映画『祝日』を鑑賞しました。
父が自殺し、母も宗教にハマって出ていき、たった一人になってしまった14歳の希穂。
学校に着くと、今日は祝日の為休校。
誰もいない学校に忍び込み、屋上へ上がる。
もう疲れた。飛び降りてしまおう。
そんな時、自分は天使だと名乗る女性が現れる。
「死ぬのは明日にしよう。明日は大安だよ」
と言われ、しぶしぶその日一日をその女性と過ごすことに…。
というお話。
天使ものの映画ですね。
私はこの映画を観る前日に、『ベルリン・天使の詩』を観てしまったんです。
「ちょっとハードル上がってるけど大丈夫かな…」
と心配していましたが、杞憂でした。
大変面白い作品です。これから観る人のために、ストーリーの大事な部分に関するネタバレはせずに感想をお伝えしていきます。安心してお読みください。
本作に登場する天使は岩井堂聖子が演じています。
この天使がとにかく素敵なんです。
それまでは希穂を見守るだけだった天使。
初めて人間界のものに触れたり食べたり飲んだりします。
とっても好奇心旺盛なんですね。
「何かやりたいことはないんですか?」
と希穂に尋ねられると、
「馬場チョップ。めっちゃやりたい!」
って言うんですよ笑
天使から馬場チョップをくらった希穂は、「痛っ」と、初めて人間らしいリアクションを見せるんですね。
そんな天使を見ているうちに、希穂の心も少しずつ変わっていく。
人にも物にもいちいち感動する。この様子がすごく素敵なんです。
『ベルリン・天使の詩』でもそうでしたが、キリスト教や一部の宗教では、天使のような存在がいつでも傍で見守っているという考え方があるそうです。
そういったことを、優しく感じることのできる映画でしたね。
天使の設定も、出会う人々も、ラストも、とてもいいなと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
映画『祝日』について感想をお伝えしました。
とても心温まる作品です。かつ、しっかり笑えます。
近くで観られそうな人はぜひ!
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