『シャイニング』小説と映画の違いを詳しく分析

シャイニング

だからキングは怒っているんだね

シャイニング』の小説版と映画版の違いを詳しく解説します。

私は大好きな映画ですが、映画の出来に対して原作者のスティーブン・キングがめちゃくちゃ怒ったというのは有名な話。

bitotabi
bitotabi

本当に、かなり違うんですよ。

ダニー
ダニー

キューブリック監督らしいといえばらしいけどね

はじめに

こちらの記事でも、映画と原作の違いについて簡単に書きました。

まだまだ書き足りないので、より詳しく解説します!

ウエンディは〇〇

映画ではシェリー・デュヴァルの黒いロングヘアが美しいウエンディですが、原作ではブロンドのロングヘアだと記述がありました。

画像1

随分イメージが変わりますよね。

しかも、原作ではもっと気丈な感じ。『フィールド・オブ・ドリームス』のエイミー・マディガンみたいな印象です。

〇〇は結構出てくる

映画では一瞬の登場ながら深いインパクトを刻む犬男。

小説では結構ガッツリ出てきます。

メイン悪霊の一人といっても過言ではないほどです。

その辺もあって、『ドクタースリープ』ではたくさん出てきたのかもしれませんね。

凶器は〇〇

映画版で、ジャックが使う凶器といえば、ですよね。

斧でドアをドカンで「お客さんだよ」があまりにも印象的。

しかし小説ではロークというスポーツの木槌を使います。

多分クロッケーのアメリカ版変種。こんなのです。

〇〇はほぼ出てこない

映画版では2回登場し、強烈な印象を残すアイコニックな存在。

可愛くて恐ろしい双子ちゃん。

小説ではほとんど出てきません。何なら双子じゃなくて姉妹です。

画像3

キューブリック監督がオーディションの最終日に彼女らに出会ったことを機に、ダイアン・アーバスの「一卵性双生児」という写真をイメージして作りあげたキャラクターなんだとか。

愛を語るタイミングが違う

映画ではジャックが狂う寸前に、ダニーに対して愛していることを語りかけます。

あまり信憑性はありませんが…。

小説では、ジャックが館の幽霊に憑りつかれ、末期を迎えたところで、死に物狂いに何とかダニーへ愛を伝えるというドラマチックな展開なんです。

この相違こそが、キングが怒っている原因だと私は思います。

キングの作品は何かしら親子愛とか描きますからね。

ジャックの過去とキャラクター

ジャックの過去について、映画ではほとんど語られません。

ホテルで管理人をすることになった経緯も原因も小説版ではよくわかります。

実際は重度のアルコール依存症と癇癪のせいで、生徒に暴力をふるってしまってクビになったんですよ。

このアルコール依存症のくだりもまた、『ドクタースリープ』ではしっかりと描かれています。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。!

bitotabi
bitotabi

小説を読むと、『シャイニング』の登場人物のディテールがよくわかりました。

これを踏まえてみれば、より楽しく大好きな映画版を観ることできそう。

ダニー
ダニー

楽しみだね!

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