【庵野秀明展2】作品へ愛と感謝を込めて

映画

庵野秀明展」に行ってきました。

前回の記事の続きです。

管理人
管理人

今回は展示の後半を解説

庵野秀明さんがいかにしてエヴァと再び向き合ったかに迫ります。

これからの挑戦についてもお伝えします!

 



挑戦、或いは逃避

庵野秀明は、エヴァのテレビ版の最終回の後、アニメファンからの強烈なバッシングを受けてモチベーションを失い、 体調不良に陥りました。

しかし様々な想いから、 テレビシリーズ終盤を本来描くはず であった形にするべく 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』の制作を開始。 1997年の春・夏と二度にわたって公開し、 大きな話題と多くの観客を集めた。 その後、少女マンガ原作となるテレビアニメ 『彼氏彼女の事情』 (1998、 津田 雅美原作)を手がけたのち、 庵野はアニメからしばらく距離を置くことになる。

展示解説より引用

劇場アニメ 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』 (1997) の 後、庵野はアニメーションの領域から飛び出し、 実写や特撮作品を手掛けるようになる。本章では、 実写映画の制作開始から、 『エヴァンゲリオン』シリーズの主人公である 碇シンジの設定年齢と同じ14年の歳月を掛けてシリーズを完結させ、 興行収入 100億円を突破した最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 (2021) までを、 直筆資料や作品制作の中核を担ったスタッフによる作画資料などで紹介する。

展示解説より引用

シン・エヴァ」「シン・ゴジラの展示がたくさんありました。

シン・ゴジラ

私はシン・ゴジラがとても好きな作品ですので、模型や原画を間近で観察できたのはとても興奮しました。

ゴジラの正体の考察に繋がる、最終的な姿もじっくり見られます。

禍々しくて鳥肌が立ちます。一体ゴジラって何者なのか…。

人?それともあらたなゴジラ?とてもミステリアスな姿ですね…。

原画も不思議で恐くて興味深いです!

シン・エヴァ

そして!「シン・エヴァ」の展示です。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、 アニメと特撮の融合
『シン・ゴジラ』の制作公開後、庵野は中断していた『シン・エヴァンゲリオン 劇場版』の制作を再開する。 新たな劇場版の完結編として制作するにあたり、 実写から得られた経験を映像に反映することで、さらなる新規性の追及が 始まった。 かねて人の頭で考える画コンテに限界を感じていた庵野は、 芝居を 俳優に演じさせてそのモーションキャプチャーデータを使ってアングルを模索 したり、前半の舞台となる第3村をミニチュアセットで作り込み、 写真を撮影 したりするなど、 自身の頭だけでは出てこない面白い映像を模索し、 制作初期に プロットの流れを検証した。 これらの方法は、 制作の状況クオリティーコント ロールの両立を実現している。
コロナ禍による2度の延期から2021年3月公開となった 『シン・エヴァン ゲリオン劇場版』 は、 かつて誰も観たことのない映像の固まりとなった。 さらに 26年分の 『エヴァ』 を包括し、 その全てに別れを告げる物語の決着は、新旧ファ ンの区別なくもてなすサービス精神にあふれたものだった。 本作の興行収入は 100億円を突破。 庵野の監督/総監督作品としても、 ニッチなジャンルである 巨大ロボットアニメーション映画としても、 前人未到の記録になった。

展示解説より引用

実際のミニチュアがこちらです。

庵野秀明のこれまでの人生をたどりながら、行き着くこの展示。

かなりグッときます。泣けます

エヴァンゲリオンを終わらせてくれてありがとう。素晴らしい作品をありがとう。そんな思いで溢れます。

実写とアニメの融合のような、チャレンジングな取り組みも素晴らしすぎます。

そして、「シン」シリーズは新たなステージへ…。

憧憬、そして再生

今後公開される。シン・ウルトラマン」と「シン・仮面ライダーの展示です。

少年時代から憧れ、傾注したこの2作品の新作映画『シン・ウルトラマン』『シン・ 仮面ライダー』の制作に、 現在庵野は関わっている。これらに先立つ『シン・ゴジラ』 同様、庵野は作品の原点回帰を願い、ヒーローが初めて出現した世界観による 衝撃と感動をエンターテインメント映画として再生することを試みている。
本章では、憧憬から進化し、 50年後の庵野少年の心が描く映像作品の現在公開 可能な資料の一端から、わずかでもその想いを感じ取って欲しい。

展示解説より引用

こちらは公開前のため、情報は控えめです。

しかし、わくわくするような展示でした♬

「シン・ウルトラマン」も「シン・仮面ライダー」も楽しみすぎます!

 



感謝、そして報恩

「シン・ゴジラ」「シン・仮面ライダー」「シン・ウルトラマン」で分かるように、庵野秀明はこれまでのアニメや特撮に感謝と愛をこめて、昇華させ、新たな作品を生み出そうとしています。

庵野の視線は、作品づくりだけでなく過去のアニメや特撮の作品群への恩返しと して、その技術や文化の保存、啓蒙、 継承にも向けられている。本章では、庵野がアニメ・特撮文化を引き継ぎ、次世代に渡す、感謝を込めた報恩と 呼べる活動を紹介する。

展示解説より引用

大迫力の「シン」シリーズの立像と、作品を残すための取り組み紹介と、愛の詰まった展示で締めくくります。

たまりませんでした。

シン・ゴジラかっこよかった…。

しっぽに注目!

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます!

管理人
管理人

庵野秀明さんのアニメ、特撮、漫画への愛がたくさん詰まった素晴らしい展示でした。

エヴァを乗り越えた庵野秀明さんが作る、

「シン」シリーズは間違いなく面白いでしょうね…!

 

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