「サーカス」綱渡り、ライオン。スタント無し。チャップリン至高のスラップスティック。

コメディ映画

今の時代にはチャップリンが必要。

ということで、現在シネ・リーブル梅田にて開催中。

チャールズ・チャップリン映画祭。

今回は「サーカス」を鑑賞してきました。

 

スリと間違われて警官に追われ、サーカス団に迷い込んだチャーリー。警官との追いかけっこがサーカスのお客に大受けして、そこで人気の道化となる。チャーリーは、ブランコ乗りの少女に恋をするが、彼女は綱渡り師に思いを寄せていた。そこで、チャーリーは少女の気を引くために、危険な綱渡りに挑戦する――これぞチャップリンのパントマイム芸の真骨頂! ライオンの檻に閉じ込められるシーンから、高所での綱渡りシーンまで、命がけのギャグはすべてスタント・特撮なし、身体を張った名人芸!チャップリン作品随一の爆笑作にして、愛する人のために奮闘し身を引くチャーリーのほろ苦い哀愁も描く。第1回アカデミー賞®特別賞を受賞した、スラップスティック喜劇の集大成!

チャールズ・チャップリン映画祭特設サイトより

「街の灯」や「キッド」に比べると、知名度が低く、やや小粒感のある作品ですが、実は、「巴里の女性」と同じく、チャップリンの真骨頂的な作品なのであります。

ダニー
ダニー

どこが凄いの?

あとスラップスティックって何???

管理人
管理人

いい質問です!

今回の記事では、「サーカス」の素晴らしさや見どころを解説いたします!

まずはスラップスティックの意味から。

 



スラップスティック

スラップスティックとは、体を使ったギャグや、ドタバタコメディのような意味です。

「サーカス」まさにそのもの。

コミカルな演技力だけでなく、チャップリンの身体能力の高さもわかるのが今作の見どころの一つです。

チャップリンのアクション

今作の最大の見せ場、綱渡りのシーン。

ここでは、特撮もスタントも一切使われていないのです。

かなりしっかり綱渡りをしています。

しかも猿にまとわりつかれながらです。

一流のアスリートでも、なかなかできるものではありません。

スラップスティックに生涯をかけた彼だからこそ、なせる演技と言えるでしょう。

 



動物に注目

「サーカス」には、たくさんの動物たちが登場します。

これらもまた、ほとんど特撮やスタント、合成の類なく撮影されたそうです。

ライオンも合成ではない

チャップリンがライオンの檻に誤って閉じ込められるシーン。

これもまた、スタントや合成なしで、至近距離で演技をし、撮影したそうです。

ちょっと驚きますよ。あの近さは。

ライオンは飼いなされたことがよく分かり、大きな猫のように可愛らしいですが、とはいえ猛獣。

あっぱれ。チャップリン。

 



ロバもブタもサルも可愛い

劇中に登場する、動物は、みな可愛らしいです。

中でも私は、手品の仕込みとして出てくる子ブタや、チャップリンと折り合いの悪いロバが印象に残りました。

非常に可愛いです。

彼ら無くしてこの映画はないと言えますね。

 



爆笑するチャップリン

今作では、人の芸を観て爆笑するチャップリンを何度か観ることができます。

笑われることや、微笑むことはあれど、爆笑する彼って意外と観られません。

ウィリアム・テルを観て、思わず手をたたいて笑う、”放浪者”チャップリン。

何だか愛らしくて、観ていて癒されました。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

管理人
管理人

アカデミー賞作品、チャップリンの「サーカス」について解説しました!

ダニー
ダニー

スタント無しで綱渡り、ライオンと共演…。

チャップリンはすごいねえ。

 

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