ジブリ作品には、主人公を支えたり、物語の鍵を握ったりする魅力的な男性キャラクターがたくさん登場します。
今回は、その中でも特に筆者の心に残る5人を紹介します。

メインキャラから端役まで、幅広く紹介します!

bitotabiの好みからすると、基本的にはおっさんが多そうだね…。
アシタカ(『もののけ姫』)

故郷の村を追われ、タタリ神の呪いを解くために旅に出たエミシの若者。呪いを解くという個人的な目的だけでなく、人間と自然が争う世界で、どちらにも肩入れすることなく共存の道を模索する姿が印象的です。そのまっすぐな瞳と強い意志、そしてサンに対する深く静かな愛情に多くの人が惹きつけられます。
声優: 松田洋治
好きな理由: 自分に障害祓えないであろう呪いがかかっているにも関わらず、人間と自然との間にある問題を解決しようと無欲に取り組む姿に感銘を受けます。女性のジブリファンは、軽率だと嫌う方もいるそうですが、あんなに懸命な王子はなかなかいるものではありません。カヤを置いていったのは、呪いゆえ仕方ない。
ユパ・ミラルダ(『風の谷のナウシカ』)

腐海を旅する剣士であり、ナウシカの師匠でもあります。冷静沈着で知性に富み、剣の腕も一流。ナウシカの良き理解者として、物語の重要な局面で彼女を支えます。作品の序盤では、まだ未熟なナウシカを導く、頼もしい存在として描かれています。
声優: 納谷悟朗
好きな理由: ジブリ作品の男性キャラの中で、最も優れた人格者だと思います。かつ最強。ナウシカとトルメキアの兵士が争う時に、自らの腕を犠牲にして止めに入ったあの勇気。痺れます。ナウシカにおいては、他の老兵たちもめっちゃ好き。

ダッフィー(『天空の城ラピュタ』)

鉱山で働くパズーの親方です。厳格ながらも面倒見の良い性格で、まだ幼いパズーを父親のように見守り、導いています。シータを助けようとするパズーを心配しつつも、最後には彼の勇気を認め、温かく送り出します。
声優: 糸博
好きな理由: 序盤にしか登場しないキャラクターですが、彼とパズーのやりとりで、両親のいないパズーが、炭鉱で大人たちからもよい関係を築いてきたことがよく分かります。何より、ドーラ一家の長男とのタイマンシーンですね。意外と作中トップ3くらいに印象的。
釜爺(『千と千尋の神隠し』)

千尋が働く「油屋」のボイラー室を仕切る、6本腕のおじいさんです。一見怖そうに見えますが、千尋を助けるために手を貸すなど、面倒見が良く優しい性格の持ち主です。
声優: 菅原文太
好きな理由: 千と千尋ファンで、彼を嫌いな人なんていないんじゃないでしょうか。めっちゃハードワークしてるのに、どこか飄々としている様。かつ、割とドライな対応なので恩着せがましい雰囲気もない。シンプルにかっこいいなと思います。
黒川(『風立ちぬ』)

主人公・堀越二郎の上司で、航空技師として彼を支える人物です。厳格で少し口うるさい面もありますが、二郎の才能を誰よりも信頼し、彼が自由に設計できる環境を整えたり、時には助言を与えたりするなど、部下思いの熱い心を持っています。
声優: 西村雅彦
好きな理由: 彼からは「愛」を感じますね。堀越二郎はかなりクレイジーな人物なので、彼のような人格者がいないと破綻してしまう。そこまで頻繁に出てくるキャラクターではありませんが、喜怒哀楽の感情は二郎よりも彼の方が豊かに見えたのではないでしょうか。思わず寄り添いたくなる。そんな魅力がありますね。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回紹介した5人のキャラクターは、ジブリ作品の世界をより深く、魅力的にしています。
彼らの生き様から、私たちは多くのことを学ぶことができます。

他にもたくさんいるので、悩みました。

あなたのお気に入りのキャラクターは誰でしょうか?
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