奇才ヨルゴス・ランティモスおすすめ映画ベスト5:不条理と美しさが交錯する傑作選

ランキング

現在、映画館では最新作『ブゴニア』が公開され、大きな話題を呼んでいます。アカデミー賞へのノミネートや受賞も重なり、今や世界で最も注目される監督の一人となったヨルゴス・ランティモス

一度観たら忘れられない、中毒性の高いランティモス・ワールド。今回は、公開中の『ブゴニア』で彼に興味を持った方から、どっぷりとその不条理に浸かりたい方まで楽しめる「おすすめ映画ベスト5」をランキング形式でご紹介します。

ダニー
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5位から順に発表していくよ!

bitotabi
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簡単なあらすじとオススメポイントも書いているので、興味のある作品からぜひご覧ください。また、各作品の解説記事リンクを作品の一番はじめに貼ってますので、考察用にお使いください!


第5位:女王陛下のお気に入り(2018年)

【圧倒的な映像美で描かれる、孤独な女王と二人の女の愛憎劇】

  • 公開年: 2018年
  • キャスト: オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ
  • あらすじ: 18世紀初頭、アン女王の寵愛を巡って、幼馴染の貴族サラと、没落した家柄から這い上がろうとする侍女アビゲイルが、激しい権力争いを繰り広げます。

おすすめポイント: ランティモス監督作の中では圧倒的に観やすい一作です。ストーリーの奇妙さは控えめですが、アカデミー賞で衣装デザイン賞を獲得したドレスや、魚眼レンズを多用した映像がとにかく美しいです。現在も続くエマ・ストーンとの黄金タッグがここから生まれたという点でも、ファンならずとも押さえておきたい作品。昼ドラのようなドロドロとした人間関係の醜さも、心地よいスパイスになっています。


第4位:籠の中の乙女(2009年)

【世界を震撼させた、あまりにも歪な家族のルール】

  • 公開年: 2009年
  • キャスト: クリスタ・セカ、アンゲリキ・パプロゥリァ
  • あらすじ: 外界から遮断された一軒家で、厳格な父親によって育てられた3人の子供たち。彼らは「外の世界は恐ろしい場所だ」と教え込まれ、歪んだルールの中で成長していきます。

おすすめポイント: 一見すると奇妙で理解しがたい、ランティモス・ワールドが全開の作品です。英題の『Dogtooth(犬歯)』が何を意味しているのか、その象徴的な設定を汲み取ることができれば、一気にホラーへと変貌する怪作。監督の原点ともいえる「閉鎖的なコミュニティの狂気」を味わうには最適です。




第3位:聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年)

【逃げ場のない不条理。理不尽な選択を迫られるサスペンス】

  • 公開年: 2017年
  • キャスト: コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・コーガン
  • あらすじ: 心臓外科医のスティーブンは、ある少年と親交を深めますが、その出会いをきっかけに家族に不可解な症状が現れ始めます。彼は究極の選択を迫られることになります。

おすすめポイント: 不気味。とにかく不気味な映画です。ほぼ間違いなく、初見で全てを理解するのは不可能と言ってもいいでしょう。観終わった後に頭の中が「?」で埋め尽くされ、迷宮入りしそうな方は、ぜひ私が書いた解説記事も併せて読んでみてください。




第2位:ロブスター(2015年)

【独身者は動物に変えられる?愛の定義を問うシュールな世界】

  • 公開年: 2015年
  • キャスト: コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ
  • あらすじ: 「独身者は身柄を拘束され、45日以内にパートナーを見つけなければ、自ら選んだ動物に変えられる」という奇妙な社会。妻に去られた男デイヴィッドは、ホテルでの婚活に挑みます。

おすすめポイント: 「期限内に恋愛をしないと動物にされる」という設定自体が、すでに面白い一作。劇中に本物の動物がたくさん登場するシュールな光景も目を引きますが、その裏に隠された「愛とは何か」「社会の同調圧力」といった哲学的なテーマも非常に大きな魅力です。


第1位:哀れなるものたち(2023年)

【自由、知性、そして解放。美しくも鮮烈な人間讃歌】

  • 公開年: 2023年
  • キャスト: エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー
  • あらすじ: 自ら命を絶った女性ベラは、天才外科医の手によって胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生します。彼女は真っさらな心で世界を知るため、大陸横断の旅へと飛び出します。

おすすめポイント: 正にランティモス監督の真骨頂といえる傑作です。これまでの作品にあった奇妙さに加え、今作には愛らしさと真っ直ぐな人間讃歌の物語が備わっています。複雑な考察や不気味さといった要素を除外して考えれば、間違いなく一番面白いと感じられる作品です。彼女の成長していく姿に、思わず背中を押されるはずです。

結び

最後までお読みいただきありがとうございます。

いかがでしたでしょうか。 ヨルゴス・ランティモス監督の作品は、どれも「普通の映画」では満足できなくなった私たちの脳に、強烈な刺激を与えてくれます。

ただし、彼の作品はどれも描写が極めて強烈です。時には目を覆いたくなるようなバイオレンスなシーンや、生々しい性的なシーンも含まれるため、未成年の方と一緒に鑑賞する際には注意が必要です。

しかし、それを踏まえてもなお、作品としての価値が高いものばかりです。例えば第1位に挙げた『哀れなるものたち』は、非常に性的な描写が多い作品ですが、物語におけるその必然性には誰もが納得させられるはずです。主演のエマ・ストーンも、単に了承するどころか「私、脱ぎましょうか?!」という勢いで撮影に臨んでいたと言われるほど。

こうした既存の枠を突き抜けた熱量と、そこに込められた意味こそが、ランティモス作品の最大の魅力なのです。

bitotabi
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現在公開中の『ブゴニア』でその才気に触れた後は、ぜひこれらの過去作も遡ってみてください。

ダニー
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観終わった後、あなたの世界の見え方が少しだけ変わっているかもしれないよ。

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