カルト映画の金字塔『ロッキー・ホラー・ショー』の世界へようこそ

映画

映画ファンが長く待ち望んでいた瞬間がついにやってきました。Amazon Prime Videoにて、あの伝説的なカルトムービー『ロッキー・ホラー・ショー』が見放題配信に追加されました。

これまで「名前は知っているけれど観る機会がなかった」という方も、この機会にぜひ、中毒性あふれる禁断の世界に足を踏み入れてみてください。

ダニー
ダニー

ずーーっとAmazon Prime Videoには来なかったから嬉しいよね。

bitotabi
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私の大好きな映画の一つなので、その魅力の一部を紹介していきたいと思います!

作品概要:嵐の夜に迷い込んだのは、変態的で華麗な館

本作は1975年に公開されたミュージカル映画です。物語は、婚約したばかりの潔癖なカップル、ブラッドとジャネットが、車の故障により人里離れた古城を訪ねるところから始まります。

そこで彼らを待ち受けていたのは、フランク・フルター博士が主催する狂乱のパーティー。常識を遥かに超えた住人たちと、博士が創り出した人造人間「ロッキー」を巡る、奇想天外でエロティックな一夜が幕を開けます。

オープニングシーンの歌詞に込められた映画愛

映画が始まってすぐに目を奪われるのが、真っ赤な唇が宙に浮いて歌う「Science Fiction/Double Feature」です。この曲の歌詞には、かつてのB級SF映画やホラー映画のタイトル、そして俳優たちの名前が次々と登場します。

これは単に雰囲気を盛り上げるだけでなく、かつての映画史への深いリスペクトが込められたラブレターのようなもの。これから始まる物語が、古き良きSFやホラーへのオマージュであることを告げる、最高に粋な幕開けです。



圧倒的カルトムービーとしての魅力

公開当時は批評家から酷評され、興行成績も振るわなかった本作ですが、深夜上映を繰り返すうちに熱狂的なファンを獲得していきました。

毒々しいまでの色彩、グラムロックのビート、そして何より「既成概念を壊す」というエネルギー。その唯一無二の個性が、時代を超えて人々を惹きつけて止まないカルトムービーとしての地位を不動のものにしたのです。

観客参加型の走りとしての偉大さ

『ロッキー・ホラー・ショー』を語る上で欠かせないのが、観客がスクリーンに向かってツッコミを入れ、小道具を使い、一緒に踊り出すという「参加型上映」のスタイルです。

今では珍しくない応援上映のルーツとも言えるこの文化は、本作から始まりました。映画を「ただ観るもの」から「体験するもの」へと変えた功績は、計り知れないほど偉大です。

bitotabi
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私も一度、京都の映画館でこのスタイルの上映会に参加しましたが、本当にもう最高でした。

ティム・カリーを始めとしたキャラクターの魅力

そして何と言っても、フランク・フルター博士を演じたティム・カリーの存在感は圧倒的です。網タイツにガーターベルトという強烈な出で立ちでありながら、誰よりも気高く、チャーミングで、そしてセクシー。彼の歌声と演技には、一瞬で心を奪われる魔力があります。

戸惑いながらも変貌していくブラッドとジャネット、そして屋敷の怪しげな使用人たちなど、一人ひとりのキャラクターが放つ強烈な個性が、この作品を唯一無二の宝石にしています。


今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます。

この映画を観る際、難しく考える必要は一切ありません。

有名な「タイム・ワープ」のシーンでは、ぜひ画面の前で立ち上がって、一緒に腰を振って踊ってみてください。

日常の窮屈さを忘れさせてくれる、自由で開放的なエネルギーに満ちた作品です。

bitotabi
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Amazon Prime Videoでいつでも観られるようになった今、あなたもこの狂乱の宴に参加してみませんか?

ダニー
ダニー

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