Netflixで『ガス人間』を視聴し始めました。
1~3話まで観終わったので、見どころや感想を重要なネタバレは避けて紹介していこうと思います。

何も知りたくないよ!って人は観てから読んでね。

あくまでザックリです。読むとより一層作品を味わいやすくなるよう解説します。
脚本と監督がすごい!
本作は脚本がヨン・サンホ。この人はですね、『新感線』や『呪呪呪』などをこれまで手掛けていて、とにかくホラーが得意で、加えてこれらの作品を観たことがある人はお分かりいただけると思うんですが、怖さだけじゃなくてドラマチックな展開を書くことが多いんですよね。非常にこの『ガス人間』には向いているのではないかと思います。

なぜならオリジナルの1960年『ガス人間第一号』はとってもメロドラマ要素が強かったからです。
そして監督の片山慎三ですね。『岬の兄妹』『そこにいた男』『さがす』をこれまで手掛けています。この人の描く作品はとにかく重い。きっついんですよ。「よくそんなことできるなぁ」と思う一方で、「まあ、仕方ないかもしれないよね」と共感もしてしまう。人間の弱い部分とか、逆境の中にいるからこそ生まれる行動力のようなものを描くのがとにかく巧いんですよ。

今回は脚本は書いてないから何とも言えないけど、3話までの時点でもうすでに「人間の弱さ」の片鱗は見えだしたよね。
ゴアが強烈!
第一話の冒頭で、強烈なゴア表現があるんですよね。あれは、きつい人にはきついかもしれません。
でも、上記二人のタッグなら当然これくらいはあり得るかなと。むしろ、「もしガス人間が実際にいたとしたら」というリアリティを伝えるためには必要な描写だったのかもしれません。怪人というかなり現実離れした設定なので、フィクションとの境界線を埋めるためにはとことんリアルに見せるべきだったのでしょう。
個人的には、2,3話にはほぼ何もなかったので、物足りないなと思ってはいます。

ちなみに、『ガス人間』はモーリー・ロバートソンの遺作です。
1960年版へのオマージュ
前回の記事でもお伝えした通り、本作は1960年に公開された『ガス人間第一号』が元になっています。
私は鑑賞してから観たのですが、いくつかオマージュがあっていいんですよね。
それはずばり、蒼井優がする「ある行動」とガス人間のビジュアルです。
「ある行動」に関しては核心に触れる可能性があるため言及は避けますが、ガス人間のビジュアルの方はめちゃくちゃ寄せてて感動しましたね。めっちゃ昭和感あるんですよ。
ちなみに演じているのはUTAという人で、本木雅弘の長男です。

ガス人間誕生のディテールに注力?
1960年版では「宇宙飛行士を手軽に生み出すため」みたいなのがガス人間実験の理由だったんですが、本作はまた違う設定になってました。
どのような理由で、どのような人物たちが、どのように関わったのか。この経緯をかなり掘り下げてくれそうな感じがしてます。
ここに、人間臭さや、愚かさ、仕方が無さのようなドラマが生まれてきそう。片山監督の腕がなる展開だといいな~と思ってます。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
Netflixドラマ『ガス人間』についてネタバレなしで解説しました。
1960年版へのオマージュや、強力タッグによる強烈演出など、見どころ満載です。今後のドラマチックな展開にも心が躍ります。

さあ、はたしてどんなストーリーをみせてくれるのでしょうか。

続きを観るのが楽しみだね!
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