『デデデデ』違和感ゼロ!ヤングは迷わず…?

アニメ映画

人類はキモい。そしてすぐ調子に乗る。争う事でしか生きられない無知で愚かな民なのです。

映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』をTOHOシネマズで鑑賞しました。

本作は浅野いにおの原作コミックを劇場版アニメとして映像化した作品の前章です。

メインキャラクターの門出を「YOASOBI」のボーカル幾田りら。おんたんをあのが担当しています。

https://gaga.ne.jp/dededede/news/
ダニー
ダニー

どんな内容か想像しにくいタイトルだよね!

bitotabi
bitotabi

そうだね。結構衝撃的なストーリーだよ。今回の記事では、ネタバレになりそうな内容は省きつつ、『デデデデ』のざっくりしたストーリーと見どころや感想をお伝えしていくよ。まずは公式サイトのあらすじから。

東京でハイテンション女子高生ライフを送る、
小山門出こやま・かどでと“おんたん”こと中川凰蘭なかがわ・おうらん
学校や受験勉強に追われつつも
毎晩オンラインゲームで盛り上がる2人が暮らす街の上空には、
3年前の8月31日、突如宇宙から出現し未曽有の事態を引き起こした
巨大な〈母艦〉が浮かんでいた。
非日常が日常に溶け込んでしまったある夜、
仲良しクラスメイトに悲劇が起こる。
衝撃と哀しみに打ちのめされる二人。
そんな中、凰蘭は不思議な少年に出会い「君は誰?」と問いかけられる。
その途端、凰蘭の脳裏に、すっかり忘れていた門出との過去が一瞬にして蘇る――!

https://dededede.jp/about/

『デデデデ』ってどんな話?

『デデデデ 前章』をざっくり説明すると、ディストピア×青春悲劇といった内容です。

ヒーローが宇宙人をやっつけて何とかしてくれるとかそういった希望を抱いて観るとトラウマになるほど悲劇的なSFディストピアといったところでしょうか。

私はコミックを前に途中まで読んだことはあります。多分4巻くらいまでだったかな?

最近もアプリで4巻か5巻くらいまで無料公開されていたので、映画鑑賞前に読み返しました。

これ、非常に上手い戦略でした…。

映画の中で一番ガツンとくるところは読ませずに、予習だけさせてくれたので、「サンデーうぇぶり」は本当に優秀。かつ、小学館の懐の深さを感じます。

また、原作者の浅野いにおの作品って、結構キツイんですよ。

『デデデデ』の前の作品に『おやすみプンプン』という作品があるんですが、これはもうストレートにキッツいんです。

https://manga-one.com/

読むことを後悔しつつ、ページをめくる手が止まらない。そんな毒のある漫画なんです。

絶対いい終わり方をしないであろう、少年少女の青春悲劇を描いた作品でした。

だから、きっと『デデデデ』もそうなんだろうなと思います。映画までに続きを読もうかどうか、非常に悩んでいます。

前章の終わり方があまりにもお見事だったので。

ただの感動作じゃない。毒をもって我々を魅了してくる。そんな作品です。

 



感想(ネタバレなし)

まさか、ここまで面白いとは思いませんでした。

声優陣も、幾田りら、あのなど、旬過ぎる人をキャスティングしているものの、かなりマッチしていたのではないかと思います。

特におんたん役のあのちゃん。おんたんは漫画の中でも僕っ娘なので、ちょうどよかったのかもしれませんね笑

漫画ではそこまでフックしませんでしたが、

「恋愛なんてだっさー!ヤングは迷わずテクノブレイク一択でしょ!!」

記憶に残るセリフになりました笑

もっとあのちゃんを感じてしまうかと思いきや、全然そんなことありませんでした。

ただ、漫画を読んでいる時点では私の中で「おんたん」の発音が「のんたん」のそれだったので、衝撃を受けました笑

ストーリーについては、原作スタートが2014年だったので、侵略者による大気汚染や風評被害、インフォデミックのようなものは、東日本大震災当時をなぞらえてるんだと思うんですよ。原発から流れ出る放射線で大気や地面が汚染されて…。っていう。

コミックを読んだ当時もそう感じました。

でも、コロナショックでも近しい現象は起こりましたよね。むしろ、マスクとか、フェイスシールドとか、ゴーグルとか、コロナショックの方が感覚的には近かったような気がします。

原作は2022年まで続いたので、両方をまたぐような結果になり、より作品に親近感や共感性が湧いたといいますか。コロナショックがなければ、映画もここまでヒットしなかったかもしれませんよね。

でも、そこよりも、むしろ終盤の展開に度肝を抜かれました…。

もう、あんなことになったら、のび太のこと素直に観られないよ。馬鹿になんてできないよ。

しかも、デベ子の声をTARAKOさんが担当しているなんてね…。ご冥福をお祈りします。

衝撃的な終わり方をして上、後章では浅野いにおが劇場版用に自ら描き下ろしたラストシーンが待っている…。

これはもう、観ない手はありません。後章まで、コミックを我慢できるかな~。読んじゃおうかな~。

 



今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』について解説しました。

bitotabi
bitotabi

本当に続きが気になります…!

ダニー
ダニー

5月24日まで漫画を読まずに待てるのか…?

 

当ブログは、毎日更新しています。
ブックマークして、またご覧いただけると嬉しいです。励みになります。
SNSにフォローしていただければ、更新がすぐわかりますので、ぜひフォロー・拡散よろしくお願いします。

X(旧Twitter)はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi

 



コメント

タイトルとURLをコピーしました