『コンクリート・ユートピア』韓国のマンション問題とは

映画

映画『コンクリート・ユートピア』を鑑賞しました。

ダニー
ダニー

あらすじはこんな感じだよ↷

世界各地で起こった地盤隆起による大災害で一瞬にして壊滅したソウル。

唯一崩落を逃れたファングンアパートには、居住者以外の生存者たちが押し寄せていた。救助隊が現れる気配は一向になく、街中であらゆる犯罪が横行し、マンション内でも不法侵入や殺傷、放火が起こりはじめる。危機感を抱いた住人たちは、生きるために主導者を決め、住人以外を遮断しマンション内を統制することに。臨時代表となったのは、902号室のヨンタク。職業不明で頼りなかったその男は、危険を顧みず放火された一室の消火にあたった姿勢を買われたのだった。

安全で平和な“ユートピア”になるにつれ、権勢を振るうヨンタクの狂気が浮かび上がる。そんなヨンタクに防衛隊長として指名されたのは、602号室のミンソン(パク・ソジュン)だ。妻のミョンファ(パク・ボヨン)はヨンタクに心服するミンソンに不安を覚え、閉鎖的で異様な環境に安堵しながら暮らす住民たちを傍目でみながら生活をしていた。

生存危機が続くなか、ヨンタクの支配力が強まったとき、予期せぬ争いが生じる。そこで目にしたのは、その男の本当の姿だった………。

https://klockworx-asia.com/CU/
bitotabi
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見どころや解説をサクッとお伝えします。

まずはキャスト。

かつて日本で韓流四天王として名を馳せたイ・ビョンホンが出演しています。

最近でも結構活躍しているんですよ。

また、『梨泰院クラス』や『パラサイト』に出演した期待の若手パク・ソジュンも出演しています。

 



正直アクションとしてもドラマとしてもそこまで目立った見どころはありません。

サスペンスとして少しだけゾッとする程度。

しかし、本作は韓国で実際に社会問題になっていることをテーマにしているということを念頭にいれると楽しみやすいです。

そのテーマとはずばり、マンション問題

 



韓国では、バブル時代の1970年代から80年代に、政府がソウルに高層マンションを次々と建設し、ソウル市民の申し込みが殺到しました。

高層マンションが一般市民にとって“富”の象徴となったのです。

そして、時を経てさらにブランド化され、地域・不動産会社・マンションの名前などが、社会的階級を決める要素となってしまったんですね。

いまやマンションの何階に住むかによって住民内の階級も決まるほどなのだとか。

bitotabi
bitotabi

『パラサイト』の家族は地下でしたもんね。

映画に出てきたような保証金詐欺のような事件も実際に起こっているのだそう。

普通のマンションの人々が高級マンション住民へ逆襲するような描写について、そのあたりを踏まえながら観ると面白いかと思います。

ダニー
ダニー

最後までお読みいただきありがとうございます!

映画『コンクリート・ユートピア』の見どころを解説しました。

 

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