「雨」のシーンが印象的な名作20選

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梅雨の気配が近づき、休日に外へ出かけるのが少し億劫になるこの季節。なんとなく気分も上がらない。

そんな憂鬱になりがちな雨の週末を、特別な時間に変えてくれる「雨のシーンが印象的な映画」をなんと20本、こだわりの順番でセレクトしました。

不朽の名作から息をのむスリラー、心温まるアニメーションまで、映画史に残るさまざまな「雨」の表情をお届けします。

ダニー
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雨の日のお供にぜひ~!

bitotabi
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全部漏れなく面白いですよ。

1. 七人の侍

  • 公開年: 1954年
  • 監督: 黒澤明
  • 脚本: 黒澤明、橋本忍、小国英雄
  • あらすじ: 戦国時代の貧しい農村を舞台に、野武士の襲撃から村を守るために集められた7人の侍たちの壮絶な戦いを描いた、日本映画の最高峰です。
  • こんな雨: 泥まみれの決戦の雨。クライマックスの激しい豪雨は、敵味方の境界すら曖昧にするほどの臨場感と、生と死の圧倒的なエネルギーを際立たせています。
bitotabi
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侍たちの死闘が一層しんどそうに見えて、こちらまで苦しくなるほどです。最高。

2. 羅生門

  • 公開年: 1950年
  • 監督: 黒澤明
  • 脚本: 黒澤明、橋本忍
  • あらすじ: 平安時代、荒廃した羅生門の下で、ある殺人事件の目撃者や当事者たちがそれぞれの視点から証言を語り始めます。しかし、それぞれの言い分は微妙に食い違い、人間のエゴイズムが浮き彫りになっていきます。
  • こんな雨: 人間のエゴを遮る大雨。羅生門に降り注ぐバケツをひっくり返したような土砂降りは、人間の心の闇や真実の不確かさを象徴する不穏な背景として機能しています。
ダニー
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黒沢監督の雨って容赦ないんだよな~。

3. パラサイト 半地下の家族

  • 公開年: 2019年
  • 監督: ポン・ジュノ
  • 脚本: ポン・ジュノ、ハン・ジニウォン
  • あらすじ: 全員失業中で、日の当たらない半地下住宅に暮らすギテクの一家。長男がIT企業のCEOである裕福なパク家の家庭教師になったことをきっかけに、二つの家族の運命が交錯していきます。
  • こんな雨: 格差を冷酷に描き出す豪雨。高台の豪邸にとっては「庭の芝生を青くする恵みの雨」でありながら、半地下の一家にとっては「家財をすべて押し流す災害の雨」となる、容赦ない格差の象徴です。
bitotabi
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かなり印象的に映ります。

4. マグノリア

  • 公開年: 1999年
  • 監督: ポール・トーマス・アンダーソン
  • 脚本: ポール・トーマス・アンダーソン
  • あらすじ: ロサンゼルスを舞台に、過去の過ちや孤独、病に苦しむ一見無関係な男女9人の人生が、ある一日の間に不思議な糸でつながっていく群像劇です。
  • こんな雨: 天から降り注ぐ奇跡(?)の雨。劇中の終盤に巻き起こる、通常の雨の概念を覆す前代未聞の天変地異は、登場人物たちの感情の極致と、理屈を超えた救済を象徴しています。
bitotabi
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衝撃的かつ意味深です。



5. シェルブールの雨傘

  • 公開年: 1964年
  • 監督: ジャック・ドゥミ
  • 脚本: ジャック・ドゥミ
  • あらすじ: フランスの港町シェルブールを舞台に、傘屋の娘ジュヌヴィエーヴと自動車修理工のギィの切ない恋の行方を、すべてのセリフを歌で表現した完全なオペレッタ形式で描くロマンスです。
  • こんな雨: 色鮮やかで切ない恋の雨。パステルカラーの美しい傘が画面を彩る中、アルジェリア戦争という現実に引き裂かれていく若い二人のメランコリックな心情が雨の街に溶け込んでいます。
ダニー
ダニー

スウィートな雨がどう変わるか。見ものだよ~。

6. ニュー・シネマ・パラダイス

  • 公開年: 1988年
  • 監督: ジュゼッペ・トルナトーレ
  • 脚本: ジュゼッペ・トルナトーレ
  • あらすじ: シチリア島の小さな村の映画館「パラダイス座」を舞台に、映画に魅せられた少年トトと、老映写技師アルフレードの温かい心の交流、そしてトトの成長とほろ苦い初恋を描いた名作です。
  • こんな雨: 再会を祝福する不意の雨。青年になったトトが初恋の女性エレナと劇的な再会を果たすシーンで降る激しい雨は、張り詰めていた二人の感情を一気に燃え上がらせます。
bitotabi
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二人の恋を一層盛り上げる恵みの雨。ベタだけどいいんです。

7. 雨に唄えば

  • 公開年: 1952年
  • 監督: ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン
  • 脚本: アドルフ・グリーン、ベティ・コムデン
  • あらすじ: サイレント映画からトーキー(発声映画)へと移行する時代のハリウッドを舞台に、映画スターのドンと新人女優キャシーの恋と、新しいエンターテインメントを作る仲間たちの奮闘を描いた傑作ミュージカルです。
  • こんな雨: 恋の喜びが弾ける幸福の雨。ジーン・ケリーが土砂降りの中で傘を振り回し、水たまりを跳ねながら「Singin’ in the Rain」を歌い踊るシーンは、雨の日の憂鬱を吹き飛ばす最高のポジティブさに満ちています。
ダニー
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この時ジーン・ケリーは40度近く熱があったらしいよ。



8. 台風クラブ

  • 公開年: 1985年
  • 監督: 相米慎二
  • 脚本: 加藤功
  • あらすじ: 台風の接近によって学校に閉じ込められた中学生たちが、異常な興奮状態の中で夜を過ごし、それぞれの不安や衝動を爆発させていく青春群像劇です。
  • こんな雨: 思春期の衝動を狂わせる台風の雨。激しい嵐の中で、抑圧されていた少年少女の感情やエネルギーが解放され、危うくも美しい世界が展開します。
bitotabi
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問題作と称されることもありますが、名作だと思います。

9. サスペリア

  • 公開年: 1977年
  • 監督: ダリオ・アルジェント
  • 脚本: ダリオ・アルジェント、ダリア・ニコロディ
  • あらすじ: ドイツの名門バレエ学校に入学したアメリカ人留学生のスージー。しかし、彼女の周囲で凄惨な連続殺人事件が発生し、学校に隠された恐ろしい秘密が徐々に明らかになっていきます。
  • こんな雨: 恐怖の館へと誘う嵐の雨。冒頭、スージーが空港に降り立ち、不気味にライトアップされた豪雨の中をタクシーで学校へと向かうシークエンスから、観客を一気に悪夢のような世界へと引き込みます。
ダニー
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嫌な予感がじっとりするよ…

10. NOPE/ノープ

  • 公開年: 2022年
  • 監督: ジョーダン・ピール
  • 脚本: ジョーダン・ピール
  • あらすじ: カリフォルニアの田舎町で、広大な牧場を営む兄妹。ある日、彼らは飛行する謎の未確認物体(UFO)を雲の間に目撃し、その姿を映像に収めて一獲千金を狙おうと試みますが、事態は想像を絶する恐怖へと変貌していきます。
  • こんな雨: 人類を嘲笑う、異形がもたらす排泄物の雨。平穏な牧場の家を包み込むように降り注ぐのは、あの未確認物体が消化しきれなかった生々しい痕跡。未知の存在の圧倒的な捕食の恐怖と、人間を完全に見下したかのような絶望感をもたらす、映画史に残る最悪の「雨」です。
bitotabi
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色んな要素が詰まった演出だと思います。

11. バタリアン

  • 公開年: 1985年
  • 監督: ダン・オバノン
  • 脚本: ダン・オバノン
  • あらすじ: 医学品倉庫に保管されていた極秘の有害ガスが誤って流出し、近難の墓地の死体たちが次々と蘇って人間に襲いかかります。知能を持ち、走って追いかけてくるゾンビの恐怖を描いた、ホラーコメディの金字塔です。
  • こんな雨: 絶望を拡散する酸性雨。有害ガスが雲に混ざり、墓地に降り注ぐ不気味な雨は、地中の死体を次々と覚醒させてしまうパニックの引き金となります。
ダニー
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ここまでのバッドタイミングは映画史上一番かも。



12. ロッキー・ホラー・ショー

  • 公開年: 1975年
  • 監督: ジム・シャーマン
  • 脚本: ジム・シャーマン、リチャード・オブライエン
  • あらすじ: 婚約したばかりの生真面目なカップルが、夜のドライブ中に嵐に遭遇し、不気味な古いお城へ助けを求めます。そこに住んでいたのは、バイセクシャルで狂気のマッドサイエンティスト、フランク・フルター博士と、風変わりな住人たちでした。
  • こんな雨: 非日常の扉を開く嵐の夜の雨。車のパンクと大雨という災難から、一行はエキセントリックで妖艶なカルトの世界へと足を踏み入れることになります。
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歌もまたいいんですよね。

13. セブン

  • 公開年: 1995年
  • 監督: デヴィッド・フィンチャー
  • 脚本: アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
  • あらすじ: 退職を間近に控えたベテラン刑事サマセットと、血気盛んな若手刑事ミルズ。二人が、聖書の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人犯を追うダークミステリーです。
  • こんな雨: 絶望が染み込む街の冷たい雨。映画の大部分を通じて降り続く暗く冷たい雨は、世紀末の退廃的な都市の空気感と、逃れられない絶望的な展開を視覚的に表現しています。
bitotabi
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観客にもストレスを与えてやろうというフィンチャーの狙いだと思います。

14. 恐怖の報酬(1977)

  • 公開年: 1977年
  • 監督: ウィリアム・フリードキン
  • 脚本: ウォロン・グリーン
  • あらすじ: 南米の油田で発生した大火災を消し止めるため、わずかな衝撃で爆発するニトログリセリンを積んだ2台のトラックを、4人の訳ありの男たちが決死の覚悟で運転するサスペンスです。
  • こんな雨: 絶叫をかき消す嵐の雨。ボロボロの吊り橋をトラックで渡る緊迫のシーンで吹き荒れる暴風雨は、男たちを極限状態へと追い詰める自然の脅威そのものです。
ダニー
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ドキドキハラハラにイライラも加わる感じ!

15. ジュラシック・パーク

  • 公開年: 1993年
  • 監督: スティーヴン・スピルバーグ
  • 脚本: マイケル・クライトン、デヴィッド・コープ
  • あらすじ: 最新の遺伝子テクノロジーによって現代に蘇った恐竜たちが暮らすテーマパーク。オープン前の安全性を確認するために訪れた専門家たちが、制御不能になった恐竜たちの襲撃に立ち向かいます。
  • こんな雨: 恐怖の幕開けを告げる夜の雨。電力が遮断され、激しい雨が降りしきる中で T-REX(ティラノサウルス)が姿を現すシーンは、水コップの振動とともに映画史に残る緊張感を演出しています。
bitotabi
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超名シーンですね。ゾクゾクします。

16. ショーシャンクの空に

  • 公開年: 1994年
  • 監督: フランク・ダラボン
  • 脚本: フランク・ダラボン
  • あらすじ: 妻殺しの無実の罪でショーシャンク刑務所に投獄された若き銀行員アンディ。過酷な刑務所生活の中でも決して希望を捨てず、周囲の囚人たちの心をも変えていく人間ドラマです。
  • こんな雨: 魂を浄化する自由の雨。アンディが苦難の末に手に入れた自由の瞬間、夜空を見上げて両腕を広げ、激しい雨を全身に浴びる姿は、カタルシスに満ちた名シーンです。
ダニー
ダニー

シャワーとか滝とかで真似したくなるよね。



17. 天気の子

  • 公開年: 2019年
  • 監督: 新海誠
  • 脚本: 新海誠
  • あらすじ: 離島から東京へ家出して来た高校生の帆高は、祈るだけで周囲を一時的に晴れにできる不思議な力を持つ少女・陽菜と出会います。異常気象によって雨が降り続く東京で、二人は運命に翻弄されながらも自分の生き方を選択していきます。
  • こんな雨: 世界の形を変える終わらない雨。美しくもどこか恐ろしい東京の雨模様と、空の上に広がる未知の世界のビジュアルは、新海監督ならではの圧倒的な映像美で描かれています。
bitotabi
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私は『君の名は』より『天気の子』の方が好きです。

18. となりのトトロ

  • 公開年: 1988年
  • 監督: 宮崎駿
  • 脚本: 宮崎駿
  • あらすじ: 昭和30年代の田舎へ引っ越してきた幼い姉妹のサツキとメイ。彼女たちが、豊かな自然が残る森に住む不思議な生き物「トトロ」と出会い、心躍る冒険や交流を繰り広げるファンタジーです。
  • こんな雨: 温かい出会いをもたらすバス停の雨。夕暮れ時の雨の中、サツキがメイを背負って父親の帰りを待つバス停に、大きなトトロがふらりと現れるシーン。傘にポツポツと当たる雨粒の音をトトロが面白がる姿が微笑ましく描かれています。
ダニー
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トトロに会えるなら、雨の中何時間でも待てるよ!

19. ブレードランナー

  • 公開年: 1982年
  • 監督: リドリー・スコット
  • 脚本: ハンプトン・ファンチャー、デヴィッド・ピープルズ
  • あらすじ: 2019年の退廃したロサンゼルスを舞台に、感情を持った人造人間「レプリカント(複製人間)」の反乱を鎮圧すべく、彼らを追跡・抹殺する専門の捜査官(ブレードランナー)デッカードの戦いと葛藤を描くサイバーパンクの金字塔です。
  • こんな雨: 命の終わりを見つめる酸性雨。ネオンが怪しく光る街に絶え間なく降り続く酸性雨は、ディストピアの世界観を象徴するとともに、クライマックスの「涙のように、雨の中に消えていく」という名セリフの哀愁を引き立てます。
bitotabi
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セリフもシチュエーションもたまらない一幕ですよね。最高。

20. PERFECT DAYS

  • 公開年: 2023年
  • 監督: ヴィム・ヴェンダース
  • 脚本: ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬
  • あらすじ: 東京の公共トイレの清掃員として働く平山。車内でカセットテープの音楽を聴き、古びた住まいで古本を読み、木漏れ日の写真を撮るという、規則正しくも静かな日々の営みの中に息づく小さな変化と美しさを描いています。
  • こんな雨: 日常の移ろいを感じる静かな雨。晴れの日も雨の日も、変わらず丁寧に自分の仕事を全うし、その瞬間ごとに見せる東京の風景を受け入れる、平山の穏やかな生き方が表現されています。
ダニー
ダニー

雨をポジティブに捉えられる大人ってかっこいいぜ。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます。

お気に入りの1本を見つけて、雨の音に耳を傾けながら、じっくりと映画の世界に浸る週末を過ごしてみてはいかがでしょうか。

bitotabi
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あなたのお気に入りの作品もあったでしょうか。

ダニー
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