人を襲う生き物、巨大な怪獣、謎の生命体、そして人智を超えた未知の脅威。
スクリーンに現れる恐ろしい怪物たちは、私たちに究極の恐怖と興奮を与えてくれます。
今回は、モンスターパニック映画の傑作を10作品厳選しました。

bitotabi
定番からニッチな作品まで、あなたの映画鑑賞リストに加えたくなること間違いなし!

ダニー
それでは早速、10位からランキング形式で見ていこ~。
もくじ
10位 シン・ゴジラ

- 公開年: 2016年
- 監督: 庵野秀明、樋口真嗣
- 脚本: 庵野秀明
- 受賞歴: 日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞など
- キャスト: 長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾
- あらすじ: 突如として東京湾に出現した巨大生物「ゴジラ」。その未曽有の災害に対し、日本政府は縦割り行政の中で後手後手に回る。ゴジラの進化と破壊が続く中、一人の若き官僚を中心に、日本の未来をかけた決死の作戦が展開される。
- 見どころ:実際にゴジラが東京に現れたら…。日本という国はどのように動くのか。そういった妄想を膨らませながら観るのがとにかく楽しい。あと、エヴァファンにはたまらない仕掛けがたくさん。
9位 悪魔の毒々モンスター

- 公開年: 1984年
- 監督: ロイド・カウフマン、マイケル・ハーツ
- 脚本: ジョー・リッター
- キャスト: ミッチェル・コーエン、アンドリー・マランダ、マーク・トーグル
- あらすじ: スポーツジムで清掃員として働くひ弱な青年メルヴィンが、不良たちのいじめによって有毒廃棄物のドラム缶に落下。醜悪な姿の毒々モンスターへと変貌する。彼は、怪力で街にはびこる悪を次々と退治し、やがて町中のヒーローとなっていく。
- 見どころ:モンスターパニックといえばモンスターパニックだが、こちらの作品はモンスター化したナード少年が活躍するといった趣。むしろ人間の時よりモテる。
8位 エイリアン

- 公開年: 1979年
- 監督: リドリー・スコット
- 脚本: ダン・オバノン
- 受賞歴: アカデミー賞視覚効果賞
- キャスト: シガニー・ウィーバー、トム・スケリット、ジョン・ハート、イアン・ホルム
- あらすじ: 宇宙貨物船ノストロモ号が、謎の信号を受信し未開の惑星に着陸。調査中に船員の一人が、地球外生命体の幼体に寄生される。やがて、船内に現れた完全体のエイリアンは、乗組員を一人ずつ虐殺していく。
- 見どころ:宇宙空間という、最も逃げ場のない状況。そして特殊効果の見事さ。見せてくれます。腹を突き破るシーンは2020年代に観ても、色褪せない。
7位 クワイエット・プレイス:DAY 1

- 公開年: 2024年
- 監督: マイケル・サルノスキ
- 脚本: マイケル・サルノスキ、ジョン・クラシンスキー
- キャスト: ルピタ・ニョンゴ、ジョセフ・クイン、アレックス・ウルフ、ジャイモン・フンスー
- あらすじ: 全世界が沈黙に包まれることになる「その日」を描いた物語。音に反応して人間を襲う「何か」が突如としてニューヨークに出現し、大都市はパニックに陥る。サミーという名の男と出会ったサミラは、音を立てずに生き延びるため、必死に街を脱出しようとする。
- 見どころ:初代が評価されがちだが、2024年に公開されたこちらも名作。泣ける。恐いのに泣ける。ドラマ映画でもここまで感動的なものはなかなかない。こういったサバイブもので、犬ではなく、猫がパートナーという点も愛おしい。
6位 遊星からの物体X

- 公開年: 1982年
- 監督: ジョン・カーペンター
- 脚本: ビル・ランカスター
- 受賞歴: アカデミー賞ノミネート(作曲賞)
- キャスト: カート・ラッセル、A・クーパー、T・ウォーレン、D・マクドナルド
- あらすじ: 南極の観測基地で、犬に姿を変えて侵入した未知の生命体「物体X」が、次々と隊員たちに擬態していく。誰が「物体」なのか、人間不信が渦巻く極限状態の閉鎖空間で、彼らは疑心暗鬼に陥っていく。
- 見どころ:クリーチャーがキモイ!そこがいい!宇宙っぽい感じだけど舞台が北極というのも稀有でよい。
5位 NOPE/ノープ

- 公開年: 2022年
- 監督: ジョーダン・ピール
- 脚本: ジョーダン・ピール
- 受賞歴: ロサンゼルス映画批評家協会賞最優秀作品賞次点など
- キャスト: ダニエル・カルーヤ、キキ・パーマー、スティーヴン・ユァン、ブランドン・ペレア
- あらすじ: 牧場で馬の調教を営む兄妹が、上空に潜む未確認飛行物体(UFO)の存在に気づく。彼らはそのUFOを映像に収めて一攫千金を狙おうと試みるが、その正体は想像を絶する巨大な生命体だった。
- 見どころ:恐いしカッコいいし泣けるし熱いし笑えるし。2020年代にこれ越えのモンスター映画、出るかな…。黒人差別へのメタファーというジョーダン・ピール節もさることながら、彼の映画オタクっぷりも存分に発揮されている点も見逃せない。
4位 ゴジラ(1954)

- 公開年: 1954年
- 監督: 本多猪四郎
- 脚本: 村田武雄、本多猪四郎
- 受賞歴: 第2回日本映画輸出振興協会賞
- キャスト: 宝田明、河内桃子、平田昭彦、志村喬
- あらすじ: 水爆実験によって誕生した巨大な怪獣「ゴジラ」が、東京を破壊し尽くす。自衛隊の兵器も通用せず、人々が恐怖に怯える中、科学者・芹沢博士はゴジラを葬り去ることができる「オキシジェン・デストロイヤー」を発明するが、その兵器は平和利用されることを恐れて公表をためらっていた。
- 見どころ:特撮って最高。愛と情熱と恐怖が詰まった日本代表モンスター作品の元祖。白黒×初代ゴジラの不気味なビジュアルも最高。思ってるよりずっと怖い。
3位 エイリアン2

- 公開年: 1986年
- 監督: ジェームズ・キャメロン
- 脚本: ジェームズ・キャメロン
- 受賞歴: アカデミー賞音響効果賞、視覚効果賞など
- キャスト: シガニー・ウィーバー、マイケル・ビーン、ポール・ライザー、ランス・ヘンリクセン
- あらすじ: 冷凍睡眠から57年ぶりに生還したリプリーは、再びエイリアンに遭遇する。今回は、植民地となった惑星で、海兵隊と共に大量のエイリアンと全面対決する。前作のホラー色から一転、迫力満点のアクション映画へと進化を遂げた。
- 見どころ:恐さだけでいえば、初代に軍配が上がるが、エンタメ、怪獣バトル的な側面でいえば圧倒的にこちら。キャラも立ってるし、シガニー・ウィーバーのラストの歌舞伎っぷりがカッコいい。
2位 ジュラシック・パーク

- 公開年: 1993年
- 監督: スティーヴン・スピルバーグ
- 脚本: マイケル・クライトン、デヴィッド・コープ
- 受賞歴: アカデミー賞視覚効果賞、音響賞など
- キャスト: サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、リチャード・アッテンボロー
- あらすじ: 最新の科学技術で恐竜を蘇らせた夢のテーマパーク「ジュラシック・パーク」。だが、嵐によるシステム障害が原因で、パーク内の肉食恐竜たちが解き放たれてしまう。人間は、知能を持った恐竜たちから生き残るために逃げ惑う。
- 見どころ:アニマトロニクスも使いながら、CGを使った映像で大成功をおさめた作品。これを機に、映画の特殊効果は変わりだした。映画史に残る。プロットも最高。
1位 ジョーズ

- 公開年: 1975年
- 監督: スティーヴン・スピルバーグ
- 脚本: ピーター・ベンチリー、カール・ゴットリーブ
- 受賞歴: アカデミー賞作曲賞、編集賞、音響賞
- キャスト: ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー
- あらすじ: アメリカの小さなリゾート地に突如、人食いザメが出現する。町長は観光客への影響を恐れてサメの存在を隠そうとするが、警察署長や海洋学者たちはサメを仕留めるために立ち上がる。しかし、そのサメは想像を絶する巨大さだった。
- 見どころ:この撮影での苦労があったからこそ、今のスピルバーグ作品がある。これなくして、E.Tもジュラシックパークも生まれてない。若手監督だから俳優になめられたり、サメのロボットが上手く動かなかったりして大変だったそう。でもうまく動かなかったからこそ、サメを少ししか映さなかったことで、逆に恐怖が倍増した。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます。
モンスターパニック映画は、恐ろしいだけでなく、私たちの社会や人間心理の深淵を映し出す鏡でもあります。
今回のランキングでご紹介した作品は、クリーチャー映画の枠を超え、SF、スリラー、社会派ドラマといった様々な要素が巧みに織り込まれています。

bitotabi
それぞれの作品が持つ背景やメッセージを読み解くことで、映画は一層面白くなるはずです。

ダニー
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