衝撃的なシーン5選【ホラー編】

シャイニング

ホラー映画には、観る者の心臓を鷲掴みにし、トラウマとして刻まれるような衝撃的なシーンが存在します。

bitotabi
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今回は、そんなホラー映画史に残るであろう、選りすぐりの衝撃的なシーンを5つご紹介します。

ダニー
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心臓の弱い方はご注意ください!

1. シャイニングのエレベーター

スタンリー・キューブリック監督の傑作ホラー『シャイニング』より、エレベーターから大量のが溢れ出すシーンは、視覚的なインパクトが非常に強いです。静寂の中で突如として起こる出来事と、鮮やかな赤色の対比が、観る者に強烈な印象を与えます。ジャック・ニコルソン演じる主人公の狂気が徐々に深まっていく中で、この超自然的な現象は、物語の不気味さを際立たせる象徴的なシーンと言えるでしょう。

【こぼれ話】 ちなみに、血を見るのが苦手だったキューブリック監督はこの撮影に立ち会わず、実際には豚の血と赤い染料を混ぜた約1900リットルの液体が使用されたと言われています。

2. リングの貞子

日本のホラー映画『リング』で、井戸から這い出てくる貞子の姿は、多くの人にトラウマを植え付けました。テレビ画面からゆっくりと、しかし確実に近づいてくる貞子の姿は、その後の日本のホラー映画に大きな影響を与えました。ジリジリとした恐怖と、貞子の異様な動きが合わさって、忘れられない衝撃的なシーンとなっています。

【こぼれ話】 貞子がテレビから這い出るシーンで、実はCGはほとんど使われていません。演じた伊野尾理枝さんが、特殊メイクとスローモーション撮影、そして体を前に倒す動きを組み合わせることで、あの独特の不気味さを表現しています。



3. サイコのラストシーン

アルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』のラストシーンは、観客に深い衝撃と後味の悪さを残します。主人公ノーマン・ベイツの真の姿が明らかになり、彼の母親との異常な関係性が示唆される場面は、言葉にできないほどの不気味さがあります。何よりも、観客の予想を裏切る展開とその演出が、このシーンを衝撃的なものにしています。

【こぼれ話】 ラストシーンノーマンの顔に浮かび上がる母親の頭蓋骨のイメージは、一瞬だけ映し出されますが、これは撮影時に実際に頭蓋骨をノーマン役のアンソニー・パーキンスの顔の上に重ねて撮影したわけではありません。編集段階でフィルムを二重露光することで、この不気味な効果を生み出しました。

4. サスペリアの首吊り

ダリオ・アルジェント監督の『サスペリア』冒頭、舞台となるバレエ学校の寮で起こる首吊り殺人事件は、まさに「決して一人で観ないでください」という日本語のキャッチコピーを冒頭から予感させる凄まじい演出です。映画開始わずか13分ほどで展開されるこのシーンは、激しくも不穏な音楽と、鮮やかなをはじめとする強烈な色彩が特徴的です。その過激な演出は、これから始まる物語の異常さを際立たせ、観客に忘れられない強烈な印象を与えます。美しい映像美と裏腹の、容赦ない暴力描写が、このシーンの衝撃度を高めています。

【こぼれ話】 この映画の音楽を担当したのは、イタリアのプログレッシブ・ロックバンド、ゴブリンです。彼らの強烈なサウンドトラックは、映像の衝撃度をさらに高める重要な要素となっています。



5. エクソシストのゲロ

エクソシスト』は、少女リーガンに取り憑いた悪魔との壮絶な戦いを描いたホラー映画ですが、その中でもリーガンが緑色の液体(ゲロ)を吐くシーンは、生理的な嫌悪感と悪魔の異様さを強烈に印象づけます。無垢な少女が変貌していく姿と、この嘔吐のシーンは、観客に大きな衝撃を与え、映画史に残る有名なシーンの一つとなっています。

【こぼれ話】 あの有名な緑色のゲロは、実はピーミントスープとマター(エンドウ豆)スープを混ぜて作られました。エクソシストでは、ウィリアム・フリードキン監督が俳優に知らせずに撮影したシーンが多いことで知られています。そのため、このゲロを吐くシーンももしかすると、カラス神父を演じたジェイソン・ミラーに知らせずに撮影されたのかもしれません。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回ご紹介した5つのシーンはいかがでしたでしょうか?

それぞれの映画には、今回ご紹介したシーン以外にも、息をのむような恐怖と衝撃が詰まっています。

ぜひ、これらの映画を鑑賞して、あなた自身のトラウマとなるような衝撃的なシーンを見つけてみてください。

bitotabi
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ただし、鑑賞後の責任は負いかねますので、あしからず…

ダニー
ダニー

あなたのオススメシーンもぜひ教えてくださいね!

 

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