スクリーンに現れた瞬間から、その存在感、佇まい、そして視線の一つひとつが、観る者の心を捉えて離さない。抗いがたい魅力を持つ5人の男性キャラクターたちをご紹介しましょう。
映画には、性別を超えて、観る者の心を惹きつける魅力的なキャラクターたちが存在します。
前回の記事では、女性キャラクターを5つ紹介しました。今回は男性編。

特に妖艶な色気を放ち、同性である私でさえもドキドキしてしまうような、強烈な存在感を持つ5人の男性キャラクターに焦点を当て、彼らの魅力を深掘りしていきましょう。

あなたの好きなキャラクターも入っているかな?
ルトガー・ハウアー(ブレードランナー)
リドリー・スコット監督の傑作SFノワール『ブレードランナー』(1982年)で、ロイ・バッティを演じたルトガー・ハウアー。

その金髪碧眼の美貌と、内に秘めた狂気、そして切ないほどの人間性を併せ持つ彼の存在は、観る者の心を強く揺さぶります。雨の中で最期の言葉を語る彼の姿は、悲しくも妖しく、そして忘れられないほど美しい。

そんな思い出も、時と共に消え去る。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。何という名言でしょう。そして、敵ながら彼の方がより共感できてしまうんですよね。
ロレンソ・フェロ(永遠に僕のもの)
ルイス・オルテガ監督のアルゼンチン映画『永遠に僕のもの』(2018年)で、実在の連続殺人犯カルロス・プッチを演じたロレンソ・フェロ。

その中性的な魅力と、どこかアンニュイな雰囲気が漂う彼の存在は、観る者を惹きつけます。無邪気さと残酷さを併せ持つ彼の危うい魅力は、まさに妖艶という言葉がぴったりです。

私はストレートですが、この映画にはかなりドキドキしてしまいました。危険な映画です。しかも実話ベース。
マイケル・ファスベンダー(SHAME -シェイム-)
スティーヴ・マックィーン監督の『SHAME -シェイム-』(2011年)で、セックス依存症のブランドンを演じたマイケル・ファスベンダー。

その鍛え上げられた肉体と、内に抱える孤独や葛藤が、独特の色気を醸し出しています。抑制された欲望が垣間見える彼の瞳は、観る者の心を深く捉え、忘れられない印象を残します。

ちなみにこの映画では彼のイチモツが確認できるんですが、馬並みにでかいです。
マーロン・ブランド(欲望という名の電車)
エリア・カザン監督の『欲望という名の電車』(1951年)で、粗野で野性的なスタンリー・コワルスキーを演じたマーロン・ブランド。

その肉体的な魅力と、剥き出しの感情は、観る者に強烈な印象を与えます。欲望に忠実で、破壊的な衝動を持つ彼の存在は、セクシーでありながらもどこか危険な香りを漂わせ、観る者の心を掻き立てます。

ブラッド・ピットやディカ・プリオより前の世代の男らしいカッコよさというか。ワイルドさに全振りしているような魅力。それがこの映画のマーロン・ブランドには詰まっています。
マーク・ラファロ(キッズ・オールライト)
リサ・チョロデンコ監督の『キッズ・オールライト』(2010年)で、子供たちの実の父親であるポールを演じたマーク・ラファロ。

その自然体で飾らない佇まいと、温かい眼差しの中に時折見せるワイルドな一面が、独特のセクシーさを醸し出しています。落ち着いた大人の魅力と、どこか危険な香りを併せ持つ彼の存在は、観る者を惹きつけます。

ここまでの4作とは傾向が違いますが、この作品のマーク・ラファロはめっちゃ色っぽいんですよ。ぜひ観てほしい。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した5人の男性キャラクターたちは、それぞれ異なるタイプの妖艶さを持っていますが、その強烈な魅力は、性別を超えて観る者の心を捉えて離しません。
彼らの存在が、映画に深みと忘れられないインパクトを与えているのは間違いないでしょう。

あなたは、どのキャラクターの妖しい色気に最もドキドキしましたか?

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