ジュラシックワールドシリーズの最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を、一足先に映画館で鑑賞してきました。

ぶっちゃけ、このシリーズって、話が壮大になりすぎてついていけないなと思ってたんですが、本作は全く別!バック・トゥ・ベーシックって感じです。

ネタバレなしで解説していくよ!
作品概要・あらすじ
『ジュラシック・ワールド』シリーズの新たな幕開けとなる『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。前作から5年後の世界を舞台に、人類と恐竜の新たな関係、そして未踏の危険が描かれます。ギャレス・エドワーズ監督(『GODZILLA ゴジラ』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)がメガホンを取り、シリーズに新たな息吹を吹き込みます。
あらすじ:『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年──。かつて世界中に放たれた恐竜たちは、気候変動や環境の変化に適応できず数を減らし、今や赤道直下の限られた地域にのみ生息していました。
そんな中、秘密工作の専門家であるゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、製薬会社の代表マーティン・クレブス(ルパート・フレンド)から、ある危険な任務を引き受けます。その任務とは、人類を救う新薬を開発するため、陸・海・空を代表する3大恐竜のDNAを採取するというもの。
この極秘ミッションのために集められたチームは、ゾーラが最も信頼する傭兵ダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)、そして古生物学者ヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)という精鋭揃い。
一行が向かったのは、かつてジュラシック・パークの極秘研究が行われていた通称“禁断の島”。そこは、陸・海・空、あらゆる方向から恐竜が襲いかかる、まさに地球上で最も危険な場所でした。そして彼らは、世界から長年のあいだ隠されてきた、衝撃的な秘密とも直面することになるのです──。
伝説の脚本家、デヴィッド・コープが28年ぶりにカムバック!
本作の脚本を手がけるのは、シリーズの原点である『ジュラシック・パーク』(1993年)と『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997年)で、その名を映画史に刻んだデヴィッド・コープ。実に28年ぶりとなる彼のシリーズ復帰は、ファンにとってこの上ない朗報と言えるでしょう。コープ氏が再び紡ぎ出す恐竜たちの物語は、私たちをどのような世界へと誘うのでしょうか。彼の筆から生み出される、シリーズの核となるスリルと興奮に期待が高まります。
【デヴィッド・コープの脚本家としての軌跡】
デヴィッド・コープは、『ジュラシック・パーク』シリーズだけでなく、ハリウッドの第一線で活躍し続ける多才な脚本家です。彼のフィルモグラフィーはアクション、SF、スリラー、ホラー、コメディと非常に幅広いジャンルに及び、その手腕は多くの大作で証明されてきました。
例えば、トム・クルーズ主演の大ヒット作『ミッション:インポッシブル』(1996年)、サム・ライミ監督の初代『スパイダーマン』(2002年)、デヴィッド・フィンチャー監督の緊迫スリラー『パニック・ルーム』(2002年)、スティーヴン・スピルバーグ監督との再タッグとなった『宇宙戦争』(2005年)、そして「インディ・ジョーンズ」シリーズの続編『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)や完結作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年)など、誰もが知る名作の数々を手がけています。
複雑なプロットを構築する手腕、観客を惹きつけるサスペンスの盛り上げ方、そしてキャラクターに深みを与える描写力は、彼のどの作品にも共通して見られる特徴です。デヴィッド・コープが再び「ジュラシック」の世界にどのような新たな息吹を吹き込むのか、その手腕に注目が集まります。

本作がかなり面白かったのは、やはり彼の脚本によるところが大きいです。
豪華キャスト陣が集結!
スカーレット・ヨハンソン
主人公ゾーラ・ベネットを演じるのは、世界的な人気を誇る女優スカーレット・ヨハンソン。彼女自身が「アクション満載の新章では、3大恐竜のDNA採取に挑みます」と明言しており、秘密工作の専門家であるゾーラとして、恐竜たちとの手に汗握るアクションシーンを存分に披露してくれるでしょう。

マハーシャラ・アリ
そして、ゾーラの信頼厚い傭兵ダンカン・キンケイド役には、アカデミー賞を2度受賞した名優マハーシャラ・アリ。彼は、第89回アカデミー賞で『ムーンライト』、第91回アカデミー賞で『グリーンブック』にてそれぞれ助演男優賞を受賞しています。その確かな演技力で、物語に深みと緊張感をもたらしてくれることでしょう。

ジョナサン・ベイリー
さらに、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士を演じるのは、映画『ウィキッド ふたりの魔女』で世界を魅了したジョナサン・ベイリー。豪華実力派キャストが織りなす人間ドラマにも期待が高まります。

陸・海・空から襲い掛かる脅威の恐竜たち!
本作では、陸、海、空、それぞれの領域を支配する巨大な恐竜たちが登場し、私たちを息をのむようなスリルへと引き込みます。
- 陸の脅威:ティタノサウルス 陸上からは、史上最大級の恐竜とも言われるティタノサウルスが猛威を振るいます。その巨体から放たれる圧倒的な破壊力は、まさに圧巻の一言。

- 海の支配者:モササウルス そして海からは、シリーズでもおなじみのモササウルスが再び登場。深海から獲物を狙うその姿は、想像を絶する恐怖を私たちに与えるでしょう。

- 空の王者:ケツァルコアトルス 空を制するのは、翼竜の中でも最大級のケツァルコアトルス。上空からの奇襲攻撃は、陸や海とは異なる新たな脅威をもたらします。

「ミュータント恐竜」の存在とは?
本作で特に注目されるのが、「ミュータント恐竜」の登場です。公式サイトのあらすじにもある「世界から長年のあいだ隠されてきた、衝撃的な秘密」とは、このミュータント恐竜に関わることなのかもしれません。
シリーズに新たな要素として加わるミュータント恐竜が、物語にどのような影響を与え、私たちにどのような驚きをもたらすのか、その全貌は劇場で明らかになるでしょう。
原点に対するオマージュの数々
デヴィッド・コープ脚本ということで、やはり気になるのが『ジュラシック・パーク』のオマージュがあるのかどうかではないでしょうか。
これ、結構あります!
初代の名シーンである垂れ幕や、発煙筒のシーンをはじめ、たくさんのオマージュがありますので、オールドファンも楽しめること間違いなしです。

まるでホラームービーのようなドキドキ
オマージュ以外に見逃せないのが、まるでホラームービーかのような緊張感。
冒頭から演出が恐い!
恐竜と遭遇した時の「後ろ後ろ!」の演出や、どこから現れるか分からないジャンプスケア的な演出、そして追い込まれた時の絶望感。
これもまた、初代以来の衝撃です。
恐竜が泳ぐ!
本作では、モササウルス以外にも恐竜が泳ぐシーンがたくさん出てきます!
2足、4足歩行の恐竜って、泳げたんですね…笑
水辺に逃げたら勝ちかと思ってました。
そんな驚きもありつつ、あのまさかの恐竜も泳ぐシーンにご注目ください。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、シリーズの原点への回帰と、新たな進化を予感させる作品となりそうです。

本当にめちゃくちゃ面白いので、ぜひ映画館でご鑑賞ください。どのシリーズを観てなくても楽しめますが、初代は予習として観てからいくといいかも。

日本公開は2025年8月8日(金)だよ!
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