大好きな映画を自分の言葉で紹介するシリーズです。
今回は1989年のイタリア映画『ニュー・シネマ・パラダイス』。
監督はジュゼッペ・トルナトーレ。
本作は、私が最も「泣いた映画」だと言えるでしょう。この映画よりも泣ける映画は無いと思ってますし、悲しい涙ではなく、暖かい気持ちが込み上げて泣ける。非常に稀有な作品です。
また、「映画を題材にした映画」の中でも、屈指の名作だと言えます。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の自伝的な要素も多分に詰まっていて、それがまたいいんです。
映画を楽しむこと。郷愁の想い。大切な人との約束。そして追憶。
たくさんたくさん愛が詰まっているんですよね。
イタリアのシチリア島にある小さな村で育つ少年トト。彼は映画が大好きで、こっそり映画館に忍び込んで映写技師アルフレードと交流を深めていくというお話。

初めて観た時はまだ学生の頃だったので、今一つ分からないことが多かったんですが、それでもラストシーンは嗚咽するほど泣きました。
そして今観ると、田舎から出ることを優しく強くそして厳しく後押ししてくれるアルフレードの愛情や、年齢を越えた友情の美しさ、初恋の甘酸っぱさ、故郷が変わってしまうことや年老いた知人たちに切ない気持ちも合わさって、一層感動が増す。
母親との交流はあまり描かれないのですが、アルフレードの訃報を知らせてくれたことや、写真や持ち物をきちんと残しておいてくれている点は地味にグッときますね。
アルフレードが小学校の卒業認定試験を受けるシーンなんかも、今観ると時代背景がよく分かる。ただのコミカルなシーンではないんだなと気づくことができました。広場で叫ぶ変わり者のおじさんとかも、時代の潮流をよく表してて切なさを一層盛り上げるんですよね。
エンニオ・モリコーネの音楽と、暖かで優しく、甘酸っぱく、そして切ないドラマが合わさって、本当に本当に泣けます。かつ、自分がどれだけ映画を愛しているかも問いかけられるような。
ああ、これを書いている最中もまた観て泣きたくなってきました…。
唯一無二の傑作です!
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