​ラストシーンがたまらない映画【ホラー編】

映画


​ホラー映画を最後まで見届けた後、呆然としてしまう。

それは、恐怖の余韻から解放されないからだけではありません。

緻密に練られた物語の構成や、予期せぬ真実が明かされる瞬間が、観客の心に強烈な衝撃と問いを残すからです。

bitotabi
bitotabi

今回の記事では、鑑賞後も長く語り継がれる、あまりにもショッキングで、あるいは哀しい結末を持つホラー映画の傑作をご紹介します。最後まで目を離せない、まさに「たまらない」ラストシーンを持つ作品たちをご覧ください!

ダニー
ダニー

もちろんラストのネタバレはないから、まだ観てない作品がある人も安心して読んでね!

​サマーキャンプ・インフェルノ (Sleepaway Camp)

​公開年: 1983年
監督・脚本: ロバート・ヒルツィック
主なキャスト: フェリッサ・ローズ、ジョナサン・ティアーズ、カレン・フィールズ
​あらすじ:
幼い頃に悲劇的な事故を経験した内気な少女アンジェラが、いとこのリッキーと共にサマーキャンプ「アローヘッド・キャンプ」に参加します。しかし、キャンプでは次々と不審な事件や残忍な殺人事件が発生し始めます。アンジェラはいじめの対象となり、その周囲で怪現象が起こるため、彼女に疑いの目が向けられます。
​ラストシーンについて:
観客の予測を遥かに超えた、あまりにも衝撃的で戦慄すべき真実が、一瞬にしてすべてをひっくり返します。その光景は、トラウマ級の鮮烈さで脳裏に焼きつき、物語の持つ意味を根底から変えてしまうでしょう。

​ソウ (Saw)

​公開年: 2004年
監督: ジェームズ・ワン
脚本: リー・ワネル
主なキャスト: ケイリー・エルウィス、リー・ワネル、ダニー・グローヴァー、モニカ・ポッター
​あらすじ:
見ず知らずの二人の男、アダムとローレンスが、古びたバスルームで目覚めます。二人は鎖で繋がれており、部屋の中央には血まみれの死体。そして、テープレコーダーに残された声は、「ジグソウ」と呼ばれる殺人鬼によるゲームの始まりを告げます。二人は生還のために、残酷なルールに従って試練に立ち向かわなければなりません。
​ラストシーンについて:
極限状態の緊張感が張り詰めた空間で、物語のピースがすべて嵌る瞬間のカタルシスと恐怖は格別です。誰も予想し得なかった、あまりにも冷酷で絶望的な「仕掛け」が明かされ、その結末は観客を驚愕と呆然とさせることでしょう。



​シックス・センス (The Sixth Sense)

​公開年: 1999年
監督・脚本: M・ナイト・シャマラン
主なキャスト: ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、トニ・コレット
​あらすじ:
小児精神科医のマルコム・クロウは、かつての患者に襲われた傷を負いながらも、死者が見えると訴える孤独な少年コール・シアーの治療に専念します。コールは、死者たちの苦しみやメッセージに悩まされ、マルコムはその真実を受け止め、コールを助けようと尽力します。二人の交流を通じて、物語は静かに、しかし確実に深まっていきます。
​ラストシーンについて:
それまでの物語全体に張り巡らされていた伏線が一気に収束し、優しい感動とともに、観客の抱いていた認識を根底から覆す、驚くべき真実が明らかになります。その見事な構成と、哀愁漂う結末は、深く心に残ります。

​13日の金曜日 (Friday the 13th)

​公開年: 1980年
監督: ショーン・S・カニンガム
脚本: ヴィクター・ミラー
主なキャスト: ベッツィ・パルマー、エイドリアン・キング、ハリー・クロスビー
​あらすじ:
過去に悲劇的な事件があった曰くつきのキャンプ場「クリスタル・レイク」。閉鎖されていたこのキャンプ場を再開させようと、若者たちが集まります。しかし、キャンプ場の再開準備が進むにつれて、若者たちは次々と何者かに襲われ、残忍な殺戮が繰り広げられます。若者たちは恐怖と疑心暗鬼にかられながら、生き残りをかけて戦います。
​ラストシーンの雰囲気:
激しい死闘を繰り広げた後に訪れる、安堵したかのように見える一瞬を、さらに一段階上の恐怖で叩き落とす仕掛けです。水面下から現れるあの衝撃的なシーンは、ホラー映画の歴史に残る「飛び出す恐怖」として知られ、観客に強い後味を残します。



​赤い影 (Don’t Look Now)

​公開年: 1973年
監督: ニコラス・ローグ
脚本: アラン・スコット、クリス・ブライアント (原作:ダフネ・デュ・モーリエ)
主なキャスト: ドナルド・サザーランド、ジュリー・クリスティ、ヒラリー・メイソン
​あらすじ:
幼い娘を事故で亡くしたばかりのバクスター夫妻は、悲しみを癒すため、夫の仕事でヴェネツィアを訪れます。そこで、霊能力を持つという二人の老姉妹に出会い、赤いコートを着た娘の姿を「見る」という予言を受けます。水の都ヴェネツィアの幻想的な風景と、不穏な予感、そして過去の悲劇が絡み合い、夫婦は深い迷宮へと引き込まれていきます。
​ラストシーンについて:
曖昧で謎めいた展開の果てに、観客の抱いていたすべての疑念や不安、そして予感が、身の毛もよだつような冷酷な形で確信に変わります。美しくも不気味なヴェネツィアの街並みを背景に、圧倒的な戦慄と、悲劇的な必然性が収束する様は、まさに圧巻です。

今日の映学

​最後までお読みいただきありがとうございます。

今回ご紹介した作品は、いずれもラストシーンによって作品全体の価値を高め、観客に「見終えた後の恐怖」を提供してくれる名作ばかりです。

​特に『シックス・センス』や『ソウ』のように、物語の真実が最後に明らかになる作品は、もう一度観返したくなる衝動に駆られるでしょう。

そして、細部に散りばめられた監督の意図や伏線を確認することで、その作品への理解をさらに深めることができます。

bitotabi
bitotabi

怖さを超えた感動がそこにありますよ!

ダニー
ダニー

まだ観てない人が羨ましいね!

当ブログは、毎日更新しています。
ブックマークして、またご覧いただけると嬉しいです。励みになります。
SNSにフォローしていただければ、更新がすぐわかりますので、ぜひフォロー・拡散よろしくお願いします。

X(旧Twitter)はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi



コメント

タイトルとURLをコピーしました