衝撃と異彩!藤本タツキ原作アニメ『庭には二羽ニワトリがいた。』レビュー

アニメ映画

世界中に熱狂的なファンを持つ漫画家・藤本タツキ先生。その唯一無二の才能の原点とも言える初期短編をアニメ化したオムニバス作品『藤本タツキ 17-26』が、現在Prime Videoにて独占配信中です。

その中でも、藤本先生が漫画賞に初投稿した記念すべき作品であり、アニメ化作品のトップバッターを飾るのが『庭には二羽ニワトリがいた。』です。

宇宙人、人類の絶滅、そしてニワトリを巡る謎めいた物語は、短編ながらも観る者に強烈なインパクトと考察の余地を残します。

本記事では、この『庭には二羽ニワトリがいた。』の魅力と、鑑賞後の感想・解説をまとめてご紹介します。

作品概要

『庭には二羽ニワトリがいた。』の舞台は、宇宙人との戦争に敗北し、人類が滅亡したとされる地球です。主人公は、地球で学生生活を送る宇宙人の少年・陽平。

彼は学校で、二羽のニワトリに扮した人間の世話をしています。

本作は、藤本タツキ先生が17歳という若さで執筆し、漫画賞に初投稿した記念すべき作品です。

一見すると平和な学園生活のように見えますが、物語が進むにつれて、宇宙人が地球を支配するに至った経緯が明らかになっていきます。

本作は、藤本先生の作品群に共通する「日常の中に潜む非日常」や「予測不可能な展開」が既に確立されており、短編とは思えないほどの情報量と物語の深さを持っています。

アニメーション制作はZEXCS、監督・脚本は長屋誠志郎氏が務め、原作の持つ独特の雰囲気を鮮やかに映像化しています。



感想と解説

本作を鑑賞してまず驚かされるのは、宇宙人が人類を食料として扱うという、その非常に過激な描写です。

特に捕食シーンは生々しく、SFというジャンルでありながら、観る者に強い恐怖を与えるホラー要素を帯びています。

このショッキングな見せ方こそが、藤本作品らしく、視聴者の心を一気に物語へ引き込む力となっています。また、アニメ化したからこそのよさでもあります。

また、クライマックスで登場する宇宙人の変身フォームは、巨大な人型兵器を思わせるデザインで、特定の人気SFアニメ、特に『エヴァンゲリオン』を彷彿とさせます。異形の者と化して戦う描写は、陽平の内面の葛藤とシンクロし、物語に重厚感と視覚的な迫力を加えています。

謎が解き明かされる展開は、悲哀に満ちたSFドラマとしての側面を際立たせています。短い時間の中で、戦争の残酷さ、支配者と被支配者の関係、そして生命の尊厳といった重いテーマを提示し、藤本タツキ先生の初期段階からその非凡な才能が光っていたことを証明する作品と言えるでしょう。

今日の映学

『庭には二羽ニワトリがいた。』は、後に『チェンソーマン』や『ファイアパンチ』などで才能を開花させる藤本タツキ先生の「原点」に触れられる貴重なアニメ作品です。

bitotabi
bitotabi

過激な描写、ホラー要素、そして心を揺さぶるドラマが凝縮されており、ファンはもちろん、彼の作品に触れたことがない方にも、その異彩を放つ世界観を知るきっかけとして強くおすすめできます。

ダニー
ダニー

Prime Videoで観てみてね~。

映画、TV番組、ライブTV、スポーツを観る【Amazon Prime Video】

当ブログは、毎日更新しています。
ブックマークして、またご覧いただけると嬉しいです。励みになります。
SNSにフォローしていただければ、更新がすぐわかりますので、ぜひフォロー・拡散よろしくお願いします。

X(旧Twitter)はこちら
https://twitter.com/bit0tabi
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/bit0tabi/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/bit0tabi/
noteはこちら
https://note.com/bit0tabi



コメント

タイトルとURLをコピーしました